2003年8月5日(火) 【営業する県外調査】

 県外調査から先程戻りました。

 昨日は、男女七人何とか物語を昔話にすべく、羽田空港から1兆6000億円かけた川崎・木更津の東京湾アクアライン。

 日本で唯一の会場パーキングエリア「海ほたる」で、ミジンコのような海ほたるを見ました。
 以前、北海道で、冷蔵庫にジュース瓶に入れられた「クリオネ」を見て、なんじゃこりゃ?と思いましたが、海ほたるは、光らなければ、本当にミジンコのようなもの。

 瀬戸大橋同様、通行料は値下げされていますが、アクアラインは、それよりも極めて厳しいと言わざるを得ません。マイカーで、3000円払って、川崎から木更津への用事とは?


 「木更津キャッツアイ」を見ておりませんで感傷のないまま木更津を抜け、千葉県農業総合研究センターへ。なにしろ、千葉県は、全国2位の農業生産県として、首都圏の台所を支えています。

 しかし、そうは言っても、見るのは、やはり、炎天下で、トマト・・。
 それよりも、2005年から、ビルの屋上は、緑化しなくてはいけないという法律に基づいて、植物マットの研究をされており、これは、ちょっと潤う話です。

 研究機関なので、採算の話にはならず、職人気質の研究員の方の話が印象的でした。

 何しろ農業委員会は、農業に詳しい議員が多いので、私の方は、のこのこ付いて行っているだけの状態でした。

 恥ずかしながら、これは、農員水産委員会に配属された、この3ヶ月の傾向です。今は、吸収以外にないのです。

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 本日午前中は、東京中央卸売市場大田市場へ。

 岡山からは、千両ナスやマスカットが行っていますが、白桃や、ピオーネは今一つ。おそらく、大阪市場に出回っているのでしょう。
 農林水産委員会上げて、ピオーネのセールス。

 今までの県外調査で、議員の営業活動というのは、そう例がないと思いますが、これを機に、山梨を押しのけて、岡山のマスカットと並びピオーネが、首都圏を席巻するかもしれません。

 それにしても、遠路はるばる船穂町のマスカットが来ていましたが、中国をはじめとする輸入物と戦いながら、地方から、首都圏に、農産物が集積され、また、卸売価格が、全国の売り値に反映される、こういった流通のスケールの大きさをとっても、農林水産の凄さというのを感じます。

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