2003年7月15日(火) | ||
【自由民主党中国ブロック県会議員研修会】 | ||
午後からは、広島で、第4回自由民主党中国ブロック県会議員研修会。会場の広島プリンスホテルは、なんとも洒落たリゾート感覚のホテルでありました。良いところがあるんだなぁ・・・。
岡山県議会からは、30人が出席。議会の委員会ごとに分かれて、分科会。私は、農林部会でした。 正直に書いて、私が、今年度農林水産委員会に属したのは、行政改革・国体等特別委員会とは異なり、まずはともかくも、勉強で、多分、具体的な提言などはできないだろう、とは思っていました。 しかし、農林水産というものが、こんなにも難しいものであるということが、本当に分かっていませんでした。 外交にも左右される、国の構造改革の流れの中にある、地球温暖化の問題も直結する、大枠で見ると、なんともダイナミックな動きをする時期に来ているのです。こんなものが、たちまち理解できるはずがありません。 これが、中国地方ということになると、また、さらなる発見があります。 米政策大綱における中山間地域の扱いは、中国地方に共通した問題となっています。国策として、認定農業者は、4ha以上、集落営農なら、10ha以上と、しばりがかかりますが、非常に現実味のない基準です。 さらに、鳥取県境港は、北朝鮮の工作船が日本で一番入ったと言われ、島根県にしてみれば、隠岐に含まれる竹島の問題は、韓国との領土問題ではありますが、要は、漁場の問題そのもので、生活に直接関わってくる、そういう感覚が、瀬戸内海では分かりません。 私は、なーんにもわかっていない・・・・。 本日は、こちらの行事の関係で、懇親会には出ず、帰岡しました。ちなみに、明朝の研修は、海上自衛隊の船で、江田島に。梅雨明けのような空と海に、江田島は、本当に美しいと思います。 広島港で、村下孝蔵の名曲「松山行きフェリー」を口ずさみながら、懐かしのグリーン・ムーバー(MOMOが、勝ったね!)。 中四国州の州都が、広島でない理由がどこにあるんだろう、などと思いながら、議員として、なんもかも負けたような気分で帰りました。 | ||
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