2003年7月2日(火) 【米流通の構造改革】

 本日は、市民オンブズマンさんが個人視察はじめ独自の認定を公表して頂きありがたい限りです。解釈の基準は、よく分からないのですが、頑張って頂きたいものです。


 さて、本日は、農林水産委員会に属しながら、米のことが、よくわからないので、苗から消費者に届くまで、なにがどうなっとるのか、阿呆を晒しながら、当局から個人レクチャーをして頂きました。

 食管法から食糧法になって、なにがどうなったんですか?近頃なんでスーパーで、値段が違う米を売ってるの?農協は、なにやってんの?土地改良区のお仕事は?なんで、減反してるのに、中山間地域に、交付金を出してまで、米を作るの?おまけに、なんで輸入までしたの?
 実は、このレベルです。まさに、小学生並み。


 農家の方の暮らしを実感するには、なかなか難しい環境に私はいるのですが、米政策は、まさに国策であるということは理解できます。まともに、政治の話です。

 平成22年までが目標であり、構造改革の一環といえるのかどうかわかりませんが、要するに、来年度本格稼動する「米政策改革大綱」では、「米づくりの本来あるべき姿」を目指して、市場原理に委ねるということです。

 端的に言えば、担い手の育成ができない、あるいは、集落型経営体への移行や転作等、時代に対応できない小規模農家は、これからは淘汰されるということです。
 かなり厳しい流れです。


 米の消費が伸びないことから、昭和45年から、様々な対策名で、国による補償、あるいは米生産農家同士による「とも補償」伴った、いわゆる米の生産調整が行われていますが、そうした国の仕組みは、もはや持続不可能。

 地域自らの発想・戦略で、「地域水田農業ビジョン」を策定し、市場に受け入れられる構造に改革するということです。


 しかし、市場原理を言う一方で、不調の農業交渉の中で、まさに、相手は、世界でもあるわけです。もちろん、多面的機能が考えられる中山間地域について、耕作放棄地にしてはいけないという要請も働いています。
 おまけに、天候によっては、凶作もありえる。米政策は、実に難しいものがあります。

 まさに、前門の虎、後門の狼。この正念場に、地域に投げられて、耐え得るのか。大変な変革期です。


 ただ、自給率40%の日本の選択は、ひとつしかありません。要は、国産の美味しい米を日本人は、たらふく食べ、水田を再生させることです。さすがに、主食をエネルギーにすることは、経費的に難しいかもしれませんが、例えば、多少高くても、米のパン等で、国民の総力で、自給率を上げていくことが肝要です。

 言われるがままに、日本人が日本人のライフスタイルを変えてきたということが、結果として、国力を弱めているのかもしれません。
 これは、木材についても、言えると思います。


 日本人は、まず日本の米を食べましょう!!

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