2003年4月21日(月)
【山地の社会的な移動制約者のためのタクシー券】

 ある会で、山地のタクシー事情について伺いました。特に、福祉移送特区の影響について。例えば、社協などが福祉バスを走らせてはいるものの、例えば、高齢者の方が、病院に行くケースで、孫に頼めば余計にお金がかかる、嫁には気を遣う、それ以前に頼める若い者がおらん、そういう場合、やはり、タクシーではないか。

 とある山地のタクシー会社は、観光、酔客の移送等のタクシー事業では採算は取れないが、自動車整備事業で補填しながら、少ない要請に応えている状況で、社協やボランティア団体が、移送に関わった場合、「肉体的な移動制約者」は助かるけれども、「社会的な移動制約者」をどうするのか、それをどこまで、タクシーが補えるのか。

 これは、中山間地、あるいは、岡山市内の「山間地」にも当てはまります。公共交通機関としてのバスが走らなくなって、「社会的な移動制約者」として通学者や通院者が困っているわけですが、タクシーに山まで上がってきて貰うのか。

 考えられるのは、タクシー券の配布。他の市町村には、そういう例もあるようです。財政難の折り、できるかどうか、これを研究したく思います。


 今回の選挙で、「山に上がる」ことの意味が少し分かりましたが、私は、中心市街の活性化に加えて、中山間地の問題、農林業の問題について、今期は、特に真剣に取り組まさせて頂きます。これは、いたるところでした公約です。

 まずは、シティーボーイの真ちゃんは、農林水産委員会所属希望です。

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