2006年8月25日(金) 【ラヂオ体操の思ひ出】

 あちこちまわりながら、妙に一日だるいなぁと思っていたら、やはり、今日から再開された町内のラジオ体操に家族で参加した影響かも。朝は、確かに気持ち良かったのですが。

 ところで、ラジオ体操第2は、動きに実に味があり、第2あっての第1であると、再評価致しました。実に良くできています。
 「冥王星とラジオ体操第2を応援する会」を作りたいぐらいです。


 私が子どもの頃は、野田屋町の岡ビルの遊園地の真ん前に生家があったため、他の子ども達と通う学校が違うことで、疎外感を覚えつつも、意外にマメにラジオ体操には参加しておりました。あの頃は、子どもが、うじゃうじゃいました。

 岡ビル百貨店の子ども達と、ビー玉(ランチン)や泥団子づくりに精を出した公園も、今は、子ども達の姿は、ほとんど見られません。西川に網を持って入り、現在の桃太郎大通りの下をくぐったり、ゴマダラカミキリを爆竹で吹き飛ばすような遊びは、誰もしていません。

 富田町の「やまやのばばぁ」はもちろん、「風車屋のおっさん」や、「金魚屋のおばさん」、「ナイフのおっさん」、「竹笛のおっさん」、「わらび餅屋さん」・・・・。なんという生活感の溢れるキャラ!当時の野田屋町は、いわゆる下町っぽかったです。
 ともかく、いろんな人間が、ぎょうさんいました。

 平和町の子供会も、とっくの昔になく、秋の祭りでは、岡山神社まで老若男女が引っ張っただんじりも、少し離れた町内にお譲りしています。

 中心市街地の再活性化とは言うけれど、一番取り戻したいのは、子ども達のあの歓声とそれを見る大人達の笑顔です。いくら再開発のマンションが建ち並んでも、それはやはり難しいように思います。なんとかならんかな。

 前半後半に分けてでも、夏休みのラジオ体操ができるということは、まずは町内に子ども達がいて、なによりも、町内が子ども達のために機能しているということで、実は、もの凄いことなのです。



 思い切り、夜更かしの癖のついた子どもを規則正しい生活に一挙に引き戻すべく、明日も、ラジオ体操に参加しなくては。彼が、将来覚えているかどうかは、わからないけれど。あたたかい雰囲気は残るのでは。
 でも、連日となると、なんか大人には、きついど〜。

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