2005年12月9日(木) | ||
【県は中心市街地活性化のために何ができるのか?】 | ||
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一般質問4日目。自民党の若手の質問が、きついと新聞記者の声があり。次回は、県のキャラクター「ももっち」に、ドラマと仲間を作るべきだという緩い提言をしようかと思います。 さて、中心市街地活性化については、今朝の山陽新聞朝刊にあるようなこと(質問者佐藤と書いて欲しい!)で、事実はそうにせよ、下記答弁速記のように、具体的に県ができることが見えてきません。 中心市街地の活性化は、あるいは、一義的には、市の役割でしょうが、郊外への大型店舗の進出、それに伴う公共施設の流出、農村の空洞化は、広域的に考えられる県も考えるべき課題ではないか。国の法律と市町村の動向に委ねるだけの県って、なんなの? また、実はかなり大きな動きである産経新聞掲載の「新融資制度」の答弁は、下記の通り。 ======================================= ↓ 詳しくは 「ももっち」は、桃太郎の13代目の子孫にあたり、笹が瀬川沿い(一宮)の岡山市の出身ですが、今は、故あって、赤磐市の桃農家の手伝いをしています。 一緒に祖先が鬼退治に行ったイヌ、サル、キジの末裔とは、今も、「連れ」です。 もちろん鬼一族との折り合いは、そう良くはなかったのですが、最近、会えば、挨拶ぐらいはするようになりました。 ただ、お父さん、お母さんには、内緒ですが、「ももっち」は最近、鬼一族の娘と付き合っています。まさに、禁断の恋ですね。 めでたし。めでたし。 《中心市街地活性化等について、昨日の知事、部長答弁より》 『 空洞化する中心市街地の状況等についてであるが、本県でも平成12年6月の大規模小売店舗立地法の施行以来、店舗面積1000u以上の立地は、中心地でわずか1件で郊外が51件であり、これが中心市街地の大型店の閉店や商店街の空き店舗が見られる一つの要因であると認識している。 現在、国において都市計画法等の「まちづくり三法」に関して、経済産業省や国土交通省の審議会において、郊外への大型店舗の立地規制について検討されており、県としては、その動向を注視しながら、市町村が行う計画的なまちづくりや中心市街地の活性化の取組みについて、積極的に支援してまいりたい。 TMO支援についてであるが、県内では、現在、中心市街地活性化基本計画を策定している3市1町のうち、倉敷市、津山市、和気町にまちづくり機関であるTMOが設立されている。 TMOに対して、事業計画の策定や専門家派遣、にぎわい創出のイベント等に国が支援し、県では、商店街の空き店舗へ進出するための改装費等への支援をしているが、このことが、中心市街地の活性化に直接結びつかず、効果的に活用されていない状況が多く見受けられる。 しかし、倉敷市のTMOにおいては、平成14年度から屏風祭りに、今年からは、日曜朝市に取り組み、にぎわいを創出している例もあり、県としては、今後、県内のTMOの取組が積極的に行われるよう支援してまいりたい。』 《同じく中小零細企業支援についての昨日の知事答弁より》 『 経営支援機能の強化についてであるが、県では、商工会等の広域化による専門的指導体制の確立や経営指導員等の資質向上を図るため、平成14年7月に、「岡山県商工会議所・商工会広域マスタープラン」を策定した。 その趣旨に沿って、商工会が82から来年度には20に、また、岡山と西大寺商工会議所が19年4月の合併を予定されるなど、合併が積極的に進められているところである。 合併により、今まで以上に創業や経営革新などの経営指導の充実が図られ、地域の中小零細事業者に対し、きめ細かな指導が行われるものと考えている。 今後とも、県としては、中小零細事業者のニーズに対応した指導ができるよう積極的に取り組んでまいりたい。 制度融資についてであるが、今後の方向性などは、地域経済の実態に応じた対応が必要と考えており、他県より低い開業率をアップするための創業資金や新たな事業展開のための経営革新資金に加えて、県が推進している重点6分野の産業クラスター形成に対応する資金などを設置したいと考えている。 県は、これらの制度の創設とともに、利子補助やリスク軽減のための損失補填などにより、中小企業者の資金調達をしやすくし、中小企業の振興を図ることが役割と考えている。 また、信用保証協会については、県と連携して、大企業より信用力が低く条件の不利な中小企業者で民間金融機関から融資を受けにくい企業に対して円滑な資金調達ができるようにすることが、重要な役割であると考えている。』 ※重点6分野=バイオ、超精密生産技術、医療・福祉・健康、 環境、IT(情報技術)、物流 但し、私の質問の本来の意図は、むしろ信用保証協会によ る既存企業の支援促進でした。赤字でも、無利息、無担保 で運転資金の融資が受けられないかというよう話です。 | ||
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