2003年5月13日(火) 【福山ロッツ】

 半分頭がボーッとしながら、午後からのご葬儀の後、岡山が発祥の地である専門店会(私も青年会会員)の中国地方連合会通常総会出席のために、広島に車を走らせました。あちこち寄って、さきほど帰岡しました。

 ちなみに、広島県議会では、今回の選挙後の議長人事で、自民党が3分され、非自民と組んだ形で、議長が選出され、長年務められた議長が交替されました。

 このことが、岡山県自民党に少なからずの影響を与えており、結果的に、順送りになろうとも、少なくとも、野合と批判を受けるような事態は避けなくてはいけないという暗黙の了解があり、ひとつの抑止力になっていました。


 ところで、実は、選挙後初の県外で、ということは、いったい何ヶ月ぶりに、岡山県を出たのか、よくわかりません。この先、反動が出そうではあります。

 ともあれ、往復の道中は、今回立ち上げた「岡山県政を考える会」と行政改革・国体等特別委員会委員長という立場をもって、具体的にできそうなことを考えておりました。

 勝てない大きな勝負を仕掛けても仕方ありません。ともかく、少しでも目に見えて変わる成果を出していきたいと思います。



 帰途には、敢えて、国道2号を登りましたが、途中、話題の福山市の「福山ロッツ」に立ち寄りました(既に閉まっていたので外から)。

 ご案内の通り、4月25日にオープンした「福山ロッツ」は、そごうの経営破たんを受けて、2000年末に閉店した「福山そごう」が生まれ変わったものです。

 昨年3月に福山市が、25億円で購入し、岡山の天満屋さんが貸借されて、入居テナント店を募集され、若者に人気のあるブランド店「コムサストア」や、青山商事が展開する紳士服店「ザ・スーツカンパニー」、輸入ブランド店「エクセル」、地場大手の家具店「小田億」などが出店し、大盛況だそうです。
 なるほど、非常に都会的な洒落た空間になっています。

 福山ロッツで、新たに約800人の新規雇用が生まれ、さらに、JR福山駅前の再生に期待がかかっています。
 駅前にある天満屋福山店さんとの相乗効果を考えられているようです。こういったスケールは、まさにさすがです。


 一方、気になるのは、岡山市の中心市街地。

 現在の中央南小学校が、平成17年以後中央小学校に統合後、校舎・敷地をどうするか、いよいよタイムリミットが近づいてきました。
 私立小学校か、病院か、商業施設か、あるいは、複合施設か、それ以外の施設か。少子高齢化時代に、教育、福祉、商業、文化、交通施策等様々な観点から検討される必要があります。
 バスターミナルのあり方も含めて、グラウンドデザインが必要な時期になってきました。あまり時間がありません。

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