2002年8月22日(木) 【私立深柢保育園】

 8月9日、岡山市議会文教委員会で、「中心部の新しい幼稚園づくりに関する意見募集結果ならびに基本方針について」が、審議され、教育委員会でも、中心部の公立幼稚園が、現在の弘西幼稚園に統合される流れが、決まりました。
 ここでは、深柢幼稚園「跡」地は、子育て支援施設に、ということでありました。

 そして、本日、岡山市議会保健福祉委員会で、「深柢幼稚園の跡地活用について」、公設民営の保育園を設置するという方向が確認されました。

 また、先ほどの地元協議で、地元から「深柢」の名を残すという希望が出され、今後、私立「深柢保育園」とする方向で、事が動いていきます。

 ここまでの経緯を含めて、かなり細かいこともわかっておりますが、地元の当事者的立場のため、詳細は控え、マスコミ報道等に委ねます。いずれにせよ、早ければ、平成16年に、岡山市内のまさにど真ん中に、新しい保育園が誕生します。
 やっと、お伝えすることができました。


 地域開放型の子育て支援施設としての保育園は、保育のみならず、一時保育、子育て支援センター、地域交流、さらには、学童保育を統合したものになっていく時代の流れです。

 国策としての子育て支援施策でもあり、市内中心部はもちろん、私立・公立の保育園・幼稚園が、かなり整備されつつあり、とりわけ共稼ぎの子育て世代を全面的にバックアップしていく行政の方向は、心強くもあります。


 ただ、個人的な私の願いは、理由はどうあれ、親子が離れて過ごす時間を保証する施設が増えることよりも、家族が、より多くの時間を一緒に過ごすことができる仕組みに、世の中自体が変わって欲しい、ということです。
 それが、本当の私の願いです。

 ライフスタイルが、いかに多様化しようとも、人間が本当に幸せと感じられるのは、家族といられる時間かもしれません。青い鳥は、そんなに遠くにはいないでしょうに・・・・。


 子どもの笑顔のために、子どもの笑顔が見られない。少し矛盾を感じながら、現実の課題を解決しないとなぁ・・・。生きていかないといけないものなぁ・・・。頑張りませう。

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