2001年1月20日(土) 【中心市街地で】

 今日で中心市街地の5学区のうち、4つの新年会が終わりました。5学区全部の新年会に出席する議員は私一人であり、小学校の統廃合問題で揺れる岡山市の中心市街地を代表するまさに唯一の議員と言えると思います。

 正直言って、堂々と行き難いと思われた学区もあります。しかし、私は議員です。行かねばならない、行って話をしないといけない、のです。

 今の私は、挨拶では、ともかく強く言葉を発することに終始しています。 小学校の統廃合に伴う教員の加配の問題および安全な通学路の確保の問題について。中心市街地の落書き、暴走族対策といった治安の問題について。事業評価委員会で白紙撤回にされた後楽園周辺整備の問題について。小学校統廃合後の地域コミュニティのあり方について等々。
 現実問題できるかどうかわからないものもありますが、自分の意見をはっきり示す努力をしています。時々暴走します。
 しかし、抽象的なことを言わない、批評はしない、佐藤真治自身が何をしてきて、何がしたいのか、なるべく明確に、具体的に話しているつもりです。

 そして、こういった教育、治安、まちづくりの全てが、地域の方々の主導的なものでないといけないことを中心市街地に住む者の誇りと責任の観点から話しをさせて頂いています。

 こと中心市街地については、一期だとか、若いとかいうのは理由にならないし、それを言い訳の材料にしたくありません。私がやらねばならない、それだけなのです。他にいないのですから。

 そうは言っても、統廃合に絡む問題は、複雑かつ難しいものがあります。
 そこに決して不安を見せずに言い切ること、実は、そうすべきというより、そうせざるを得ないところに、私は追い込まれています。

 「去年の挨拶と全然違うのぉ」、それは私にとって最大の誉め言葉です。

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