2000年5月29日 【中心市街血】

 明朝の報道の有無はわかりませんが、小学校統廃合についてかなり重要な動きがありました。第2ステージです。路面電車の延伸についても、市建設委員会で、交通実験が承認されたのもご案内の通りです。

 三丁目劇場、日銀跡地問題、築庭300年の後楽園、JR岡山駅前の見直し、ロフトの進出計画、県立図書館建設計画、ホテルの撤退、進出、NHK移転問題、操車場跡地問題、・・・・枚挙にいとまがないほど中心市街地が、動き出しました。岡山の顔が、どんどん変わっていくようです。

 現在、例えば商工会議所の提言する1キロメータースクエア内の地元議員は、私ひとりです。私は、野田屋町に生まれ、平和町に育ちました。岡山のシティーボーイは、残念ながらこんなもんです。
 馬鹿な話かもしれませんが、街のど真ん中で、生まれた人間には、ど真ん中で生まれた人間なりの誇りがあります。中心市街地への、この街へのどうしようもない誇りと愛着があるのです。
 選挙的には「何よんなら」「郊外はどうでもえんか」「県議なら県北は、どうすんなら」「全県、日本、世界的な視野で、ものを言わんかい」と言われるかもしれませんが、ことさらに強い愛情が、あるものはあるのです。開き直ってすみません。
 同時に、県都 岡山の中心市街地の活性化こそ、岡山市、岡山県全体の活性化につながります。そう確信しています。

 たかだか35年の人生ですが、ラソーダ元監督に、「ドジャーブルー」の血が流れているのなら、こっちには「中心市街血」が、流れています。その思いは、誰にも負けないつもりです。私は、ここで生まれ、ここで育ち、ここで死んでいくのです。ここが、人生の舞台です。
 多くの岡山市民の方々にとっても人生というドラマの舞台でしょう。
 そして、私には、舞台作りの大きな責任があることも自覚しています。

 関係各位のご努力は、本当に涙ぐましいものがありますが、独自のTMOを生み出せぬまま、残念ながら都心のグランドデザインが、未だに見えてきません。私自身も、実は、大混乱しています。あるいは、もがいています。どうか、お知恵をお貸し下さい。
 中心市街地唯一の議員として、萩原市政を石井県政を全力で支援したく思います。愛する岡山の明日のために。

 今が、岡山の顔、岡山100年の大計を作り上げる本当に大切な時期です。

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