2007年11月15日(木) 【チボリの持参金?】

 私は、だいたい朝は、6時半頃起きて、NHKのニュースを観ながら、2巡目からは民放に変えて、新聞を読みながら、朝食を食べながら、一日がスタートするのですが、最近、NHKBSで、長らく遠のいていた7時30分からの連ドラ『ちりとてちん』を観るのが日課になってきました。落語ファンなら当然の成り行きですが、脚本が上手いです。

 和久井映見がお母さん役というのに時代の流れを感じますが、登場人物が皆、弾けていて、へたれの主人公が、一番まともに見えます。


 そういうわけでもないですが、倉敷チボリ公園をめぐる問題は、醜女でもないのに、まるで落語の『持参金』のようです。

 石井正弘知事は、本日の定例会見で、倉敷チボリ公園について、倉敷市が市民公園として運営する場合、県が最大で約6億円の地代の2分の1相当を5年以内を限度として負担する支援案を事務レベルの協議で示したことを明らかにしました。
 私は、答としては間違っているとは思いませんが、一連の手続きが、いかにも上手くない気がしてなりません。

 こうしたこともあり、19日の倉敷市議会代表者会議の日に、特別委員会を私も招集したわけですが、かような重要案件について、本日の常任委員会の前に、定例記者会見で発表があることからして、県議会議員レベルでも賛同が得られていないような気がします。

 倉敷市長や議会が、そのプライドにかけて、突っぱねられても、仕方ないんじゃないか?というムードすら、出来つつあります。
 本当にそれで、これで良いのでしょうか?

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 本日は、産業労働警察委員会。

 長年の懸案である奉還町の警察本部旧大正町宿舎測量委託の補正予算協議など。隣接の地権者が多く、取り壊すのも物理的に難しく、少し時間がかかります。

 県が10億円、中小企業基盤整備機構が40億円拠出して、産業振興財団に基金造成。平均年率1.8%の運用益、9000万円で創設する「きらめき岡山創成ファンド」は、ミクロものづくりなどの製品開発や新事業の展開を応援します。来年4月から募集開始。
 ところで、運用とはどういうことか?と問うと、県債や市場公募債を購入することだというような答があり、結局、運用果実は税金で、それではまるでタコ配のような気がするのですが・・・・。

 また、最近の原材料価格上昇の影響を受けている県内中小企業の支援として、岡山県産業振興財団に原油高関連の特別相談窓口を設置していますが、安定対策資金を強化。
 産油国や国際情勢の事情というよりも、穀物のエネルギー転化による原材料価格上昇の影響についての検討をお願いしました。

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 午後から、勉強会に、各委員会ごとに分かれての自民党の部会でのいわゆる陳情受け。
 産業労働警察委員会の自民党委員は、産業労働警察部会として、産業労働関係団体の方々から、ご要望を伺うわけですが、先日のお詫び行脚の件もあり、わざわざお越し頂くことに、申し訳なさを感じます。
 自民党への要望が奏効するかについて、様々な思いがあられて、例年とやや雰囲気が違っていたように思います。

 私の方からは、プロ球団を応援する体制とオープンカフェ創設について、むしろお願いさせて頂きました。
 野球の方も、動き出すようです!!

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