2000年7月7日 【小売商店とIT革命】

 昨日の社会教育委員の会について、山陽新聞朝刊とお見比べ下さい。自分で書くのもなんですが、・・・・おもしろいです。

 先日の商工労働部のレクチャーの成果として、斬新な発想を持ったやる気のある商業者の独創的な商業活動を促す、補助事業の申請の相談(対象は商店街等)に、ある協同組合の方と出かけました。
 (ちなみに、案外、補助事業は、いろんなメニューが、あります。)

 例えば、小売商店の商店主の中には、いまだにパソコンに触れたこともない方も多く、仮にH・Pは、商店街のような団体として開いたものの、自分で見ることもなく、反応もなく、そもそもネットは、商売に直結しないという認識をお持ちの方もいます。特に、来店し、お客さんに手にとって商品を見て頂くのが、特徴である専門店では、バーチャルの世界への不信は、根強いものがあります。それが実態です。
 また、私のこのメールにしても、ご希望の方にH・Pをご覧頂くのが良識とも思いますが、よほどのことでないと特定のH・Pにわざわざアクセスしないのは、商店街や協同組合のH・Pとて同じで、ヒットもなければ、更新もないという悪循環を繰り返すという実態があります。

 今回の事業申請は、まず構成員がパソコンに慣れ、しかもH・Pを充実させ、しかも一人でも多くの方に、アクセスしてもらい、リピーターを増やし、ヒットを連発させることを目指すものです。内容はちょっと秘密です。もったいぶってすみません。先進事例を目指したいものです。

 こういった営業に限らず、岡山情報ハイウエーの進捗の中で、例えば青年が、パソコンを習い、自分達のH・Pを開き、ネットを広げていくのは、それ自体が新しい形のまちづくりだと思います。その予算充実を図る提言をしていきたいと思います。

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