2013年3月18日(月) 【雨の卒業式】

 本日は朝一で、自民党県連中小零細企業金融対策本部と岡山県経済活性化議員連盟との合同会議。政権復帰後初の会合ですが、岡山県の経済界の代表の方々と国会議員と県議会議員が、集いました。

 特に、いわゆるアベノミクスは、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略を「3本の矢」と表現し、期待も高まっています。

 ただ、2度にわたり延長してきた金融円滑法が、この3月末で終了するということで、、金融機関の対応等に不安があるのも事実。特に、大手輸出企業は、一足早く順調な景気回復ということですが、地域の中小零細企業に、対策の効果が届くのが、いつになるのかも分かりませんし、支援を受ける負担も荷になっています。

 しかしまた、有効求人倍率は好転しつつありますが、経済対策が、継続的な雇用になるのか、一方で、成長戦略には雇用の流動性が前提になるなど、かなり課題が多くあります。


 岡山県としても、ポスト金融円滑法支援パッケージとして、中小企業の経営改善事業再生・事業承継の支援強化、県制度融資の返済や借換に係る要件緩和などを行い、中小企業の経営安定に努めることにはしています。

 また、他に、
 「企業誘致」、
 「新分野・新事業にチャレンジする元気な中小企業の育成」、
 「技術力強化と高付加価値商品づくり支援(航空機関連、次世代自動車、食料産業クラスター、デニム世界進出)」、
 「海外事業展開とグローバル人材育成」、
 「広域連携による観光振興(西日本ゴールデンルート、瀬戸内海ブランド推進事業、東アジア総合プロモーション事業)」、
 「新エネルギー・環境施策(スマートタウン構想、メガソーラー誘致、グリーンバイオプロジェクト)」
などの産業施策を推進していくことになります。

 いずれにせよ、こうした会合は、継続的定期的に開催されることが望ましいと思います。


 そして、今日は、息子の小学校の卒業式。

 弘西小学校の跡地にできた中央小学校は、中心市街地の深柢、内山下、弘西、南方、出石という100年以上の歴史と伝統ある5つの小学校が、2段階で、統合したものですが、その過程においては、跡地問題を含めて、本当に厳しい問題が多くありました。

 今回の内尾グランドの件同様、これはもう何度泣いてきたか分かりません。議員としても、本当に厳しい事が多かったのですが、今、息子が、その小学校を卒業させて頂いて、私自身も、ひとつの時代を、やっと卒業できたような気持ちです。

 中央小学校は、今も続く、誇り高き地域コミュニティーに支えられ、なによりも、5つの学校の魂をこれからも引き継いでいく責務があります。
 私は、私の子どもには、その魂を引き継がせたかったのです。

 これは、死んだ親父のためでもあります。転居の際に、息子の小学校の転校を強く言われる声もありましたが、これだけは、絶対に譲ることのできない我がままを貫いたところです。
 むしろ、それは、様々なことに対する私の責任だったと思っています。


 もちろん、私は、今、南区選出の県議会議員であることに、誇りと責任を感じております。しかし、防災対策と農業振興と同じぐらい熱い思いが、中心市街地の活性化にあります。これは、私のミッションだと思っています。

 なによりも、恩返しが全く済んでいない・・・そんな思いをさらに強く持ちました。




 ただ、息子は、ここで小学校の仲間達とはお別れ。公立中学は、あくまで住民票通り。結果として、私学に進むことになります。翻弄しているようで、申し訳なさが募ります。ただ、宿命を越える天命を感じ、使命を果たし、自らの運命を切り開いて欲しいです。


 渡辺美里=『いつかきっと』  http://www.youtube.com/watch?v=UenhybCEZ4U

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