2012年2月26日(日)
【カジノについて考えてみる その3】

 今朝は非常に寒い朝でしたが、ある御町内の餅つき大会を経て、やや遅れて町内の公会堂掃除に行くと、すぐに終了。渋川に向かいました。

 本日は、りぶる玉野支部さんが、優秀党組織表彰を受けた祝賀会と講演会。妻に代理出席を頼んでおりましたが、その渋川経由で、鷲羽山へ。

 りぶるは、自民党女性部ですが、玉野の活動は、骨太で、気合いが入っています。本日は、防衛問題セミナーで、講師は、ヒゲの隊長・佐藤正久議員。

 玉野と自衛隊の縁は深いですし、防衛協会のバックアップも強力です。また、玉野といえば、漫画家いしいひさいち氏の出身地。朝日新聞朝刊連載の『ののちゃん』では、結構、岡山の地名をもじった地域名が出て来ます。

 玉野は、有名な漫画家が多く排出されていて、街づくりに協力してくださっているのがありがたいですね。


 ある御町内の新年会は、児島で。
 そもそも、母の出所は、児島ですから、私の体の半分は、児島の血です。そして、下津井電鉄で、茶屋町から乗り換えて、児島赤崎で降りたのです。
 なんと言っても、繁華街は、味野。お年玉を貰ったら、従兄弟みんなで凧を買いに行って、塩田の前で、よく飛ばしたものです。


 児島観光港も、もっと賑わってほしいです。かように瀬戸内海沿岸を敢えて意識しているのは、いうまでもなく、カジノを考えているからです。

 牛窓、玉野、児島、笠岡から、あるいは、京橋から、さらには、児島湾から、24時間稼動する与島のカジノへの高速艇、あるいは遊覧船が渡航するならば、長期滞在を念頭におくインバウンドの客によって、瀬戸内海沿岸の宿泊施設は、かなり潤うのではないでしょうか。

 もちろん、美観地区や後楽園、直島や犬島、温泉やゴルフ、あるいは、検査など、願わくば、中国あるいは東南アジアの富裕層に、どんどんお金を落としてもらう仕組みが必要だと思うのです。
 当然、神戸や広島も松山も下関もエリアです。

 もっと言えば、環瀬戸内海観光の拠点に、岡山を置くのです。しかも、カジノ自体による収益は、特定の県の税収ではなく、環瀬戸内海の共同税にするのです。
 その意味するところは、漁業補償や環境保全はもちろん、瀬戸大橋に加えて、宇高航路を守るための財源にするということです。

 世界標準からすれば、瀬戸内海にカジノがあっても、普通です。驚くような話ではありません。


 その後、高速道路を取って返して、青年館へ。本日は、RACDA総会。公共交通機関については、日々益々思うところが、増えてまいります。
 過疎地域、中山間地域の事態は、深刻です。

 また、まず政令市の各区内で自己完結する公共交通機関を整備し、それをいかに結ぶかという視点については、南区の多くの住民が、南区役所(浦安に移転しても)に、公共交通機関を利用して行こうとすれば、一度、岡山駅か天満屋まで出るしかないということに、象徴的な問題です。

   永井龍雲=『道標(しるべ)ない旅』
    http://www.youtube.com/watch?v=Z2dnENLqxYs

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