2012年2月23日(木)
【カジノについて考えてみる その2】

 本日は朝一で、玉野・児島のモーニングセミナー出席のため、渋川のダイヤモンド瀬戸内マリンホテルに、昨夜から、8時間少々で戻ってきました。泊まった方が、楽だったかもしれません。

 今朝は、雨にむせんで、瀬戸大橋すらよく見えませんでしたが、ロケーションが最高のダイヤモンド瀬戸内マリンホテルには、一度泊まって、朝のバイキングを食べてみたいです。

 その後、七区入り口で街宣。

 午後に告別式があったのですが、この時期、会葬が急に増えたように思います。今日は、リビング岡山の営業社員だった頃からお世話になっていた方・・・。平成5年頃からですね。今年の成人は、平成4年生まれ・・・・。


 さて、1ヶ月間が開きましたが、カジノについて。今日は、まず総論について。

 ご案内の通り、岡山県が財政危機宣言をしたのが、2008年の6月2日。4年間で、396億円の財政効果を出すべく、全国でもかなり厳しい行財政構造改革は、来年度が、いよいよラストイヤー。

 人件費の削減は、平均7.4%カットが続いているわけですし、7.8%削減するとかしないとかの国の方が、地方交付税を減らしたいので、地方も人件費カットを行えと言っておりますが、とっくにやっていること。同規模の人口の県の中では、最も県職員が少ないことになります。
 さらに、我々も、議会改革の象徴として、議員定数の削減は断行すべく、動いています。

 事業費については、一般事務事業費一律20%カット。補助金も容赦なく切る。

 さらに、公共事業については、平成13年の最盛期からは、既に3分の1以下。

 加えて、総合グラウンドや県立図書館の駐車場等の有料化等で、歳入確保を図り、さらに、公の施設の見直しの中で、倉敷チボリ公園は、閉園。例えば、ファーマーズマーケット・サウスビレッジ等については、市町村への移譲。
 なんとか、児童会館は、守り抜いたということです。


 こうした状況なので、カットカットで、明るい話題が無いというのが、現在の県政の評価です。

 しかし、逆に言えば、今までの行革には、一定の評価があり、要は、さ来年度以降の行革をどうするのか?なによりも、成長戦略として、要は、カットばかりでなく、岡山県が、今後、なんで食っていくのか、金になる話を出して来んかい、ということです。

 夢づくりプランとは言うけれど、夢なんかあるもんかというのが、巷の声ですから。



 知事選挙の動きについては、いろいろありますが、おそらく、行財政構造改革自体は、争点にしようがありません。議会の議員定数削減と違って、ある意味、これ以上、やりようが無いからです。

 もっと言えば、官から民へ、という言葉にも、新鮮なものはありません。民間感覚という単純な言葉と全くイコールでは、行政組織の運営は、言い表せるものではありません。

 単純に言えば、飽きが来ているというのは、冷徹な事実でしょう。明るくも、楽しくもなく。


 今後の県政に求められる事は、2点。

 ひとつは、財政危機宣言に追い込まれた背景の一つに、国の構造改革の不十分さ、敢えて言えば、三位一体改革の裏切りがあり、今後も、国(というより、国政)の生き残りのためには、地方の事は考えないかもしれません。どれだけ、そういった国と本気で勝負ができるかということです。

 もはや、国とのパイプを強調するというよりも、本気で国と喧嘩が仕掛けられるか?そこには、橋下市長に見られるように、国政における既存政党等の良好な関係が、必ずしも、地方の発展を意味しないということです。組むならば、地方同士。

 はっきり言って、現在の中央とは戦うしかありません。もっと言えば、地方から蜂起せねば、このままでは国が潰れてしまう、という危機感、そこは、おそらく、維新の会の根本だとも思います。
 そこに必要なのは、国とタイマンを張ることができる地方との連携力です。

 いまひとつは、要は、大胆な発想を持って、人、モノ、金、情報を呼び込む成長戦略です。この点については、行政のみならず、議会の提案能力も問われるところです。
 敢えて言えば、行政に足らずがあれば、提案等は、我々議員一人ひとりの責務でもあります。


 そこで、なぜ今、カジノなのかですが・・・つづく〜。


 ファジアーノのJ1入りを目指す今年ですが、プロ野球のオープン戦も始まりました〜。球春到来に、わくわくします。

 まずは、新生ベイスターズの前身、大洋ホエールズの栄えある?歴史を振り返りましょう。
 旧第二国家=『行くぞ大洋』 http://www.youtube.com/watch?v=BXf0VtQ_oRE

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