2011年9月30日(金) 【岡山県産内陸マグロ誕生へ】 | ||
本日は街宣は休み。雨の朝に、ひとつの懸案事項が杞憂に終わったので、多少余裕ができました。1万歩譲っても、中年ですから、頑張って無理までしても、無茶はいけません。
午前中は、地域振興・観光・金融・雇用対策特別委員会(以前には私も属しておりましたが、長いタイトル・・・)の県内調査に、地元議員として合流させて頂きました。 今年は、監査委員ですが、仕事量がかなりある関係で、慣例で、特別委員会に所属しておらず、委員会はもちろん、自分が所属する特別委員会の県内外調査自体がありません。 今日は、議会の広報活動の強化ということで、TV局の取材が入っておりましたが・・・。 本日は、加計学園 岡山理科大学 生命動物教育センターで好適環境水による大量養殖(海水魚)の本格実験場(閉鎖循環式陸上養殖システム)を拝見しました。 好適環境水は、魚の浸透圧調整に深く関わるカリウムとナトリウムなどの成分と濃度を特定。わずかな濃度の電解質淡水に加えることで、海水のないところでも、真水を使って海水魚を育てることが可能になるものです。国内外特許出願中。 超有名ですから、好適環境水の中で、淡水魚と海水魚が一緒に泳いでいるという水槽は、あちこちでよく見かけるように思います。 5月から10月に、味は天然物に負けず劣らずのプリプリのトラフグが登場するということで、向かうところ敵無しで、理大フグに、市場で高値がついたのは、ご案内の通りです。 シーガルズが練習している声が聞こえる体育館の横で、クエやマダイやヒラメやクロマグロまで泳いでいます。他に、カンパチやシマアジやオニオコゼやキジハタも、好適環境水養殖適合魚種で、岡山県産内陸マグロは、遠くない将来に市場に出回るかもしれません。 野菜も海水魚も、工場で作られる時代には、山村が漁村にもなるということで、中山間地域振興、さらには、餌のフナを飼うことによる耕作放棄地解消にも・・・。問題は、エネルギーですが、それも、太陽光、バイオマス発電と、果てしない可能性を感じます。 間違いなく全国に普及する国家的なプロジェクトが、岡山発信になることにワクワクします。 | ||
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