2007年10月9日(火) 【ジーンズ発祥の地】

 連休明けは、自民党青年部局の駅前街頭演説からスタート。
 本日も、国民年金、倉敷チボリ公園、政令指定都市化について語るのに、いよいよ自分で飽いてきて、なにより、国会の議論も遠くに思えてきて、途中から、スポーツの秋、文化の秋にからめて、ファジアーノ岡山をJリーグへ!ルネスホールをはじめ、カルチャーゾーンを活かしていこう!岡南飛行場を活かそう!緑化フェアに向けて、街を緑で染め上げよう!・・・など、かなり楽しまさせて頂きました。
 実は、電停の女子高生にも分かる話をしてみようというのが、隠されたテーマでしたが、新しい一週間のスタートに、同世代の会社員の方々に、工事現場の方々に、夢を語りたかったのも半分あります。頭の中には、もちろん、馬場俊英の『ボーイズオンザラン』を流しながら。


 本日は、産業労働警察委員会の県内調査。水島警察署で、各署長さんから、倉敷市内4警察署の事務概要報告を受けました。特に、水島署、玉島署には、テロ対策を、さらに、増加している自転車泥棒について、伺いました。

 救いがないのか、談志の言葉を借りれば、「業の肯定」なのかわかりませんが、ネオリアリズムの秀作『自転車泥棒』のような風情は、今の自転車泥棒にはあるはずもなく、文字通り、短い距離を足で使い、したがって、検挙率が低くなります。占有離脱物横領で、捕まる者も多いそう。
 職務質問で捕まるのは、むしろ大人が多いというのも情けなく、無灯火の女性、あるいは二人乗りの女性には警戒と、女性が多いのも、特徴的。自転車への職質は、警察の職務訓練でもありますから、決して緩くはありません。
 私の中では、絶対に困る人がいるのに、他人の自転車に乗っていける感覚が、全く分かりません。軽微な犯罪とは言えないと思うのですが。


 そこから国産ジーンズ発祥の地である児島の有名なジーンズメーカーに。今や、産業観光のポイントになっていて、併設しているジーンズミュージアムには、県外からも多くの方が来場されています。
 いわゆる作業着に、ファション性が加わり、関連産業の集積もあり、児島の繊維産業の一翼から世界を相手にするほど、大きく発展してきたわけですが、アウトレットも加えて、半分児島の血が流れている私としては児島のさらなる活性化に繋げたいところ。

 マリンライナーをデニム仕様にして、ジーンズライナーにしたらという私のアイデアは、なぜか井原も産地のため、井原線で実現しています。

 そう言えば、工場の横に植えられていた素材となる本物の立派な綿花を今日生まれて初めてみたように思います。地域のお母さん方が植えられる運動もあるそうです。
 絹や生糸は、蚕ですが、木綿は綿花ではないか、さらに、毛糸もあるな、と、そりゃそうだなぁ、ということに、改めて気がつきました。


 そこから、鷲羽山レストハウスの『釣りバカ日誌18・岡山ロケ記念館』に。11月中まで無料公開中です。映画も大ヒット上映中ですが、この記念館の来場者も急増中。

 余談ですが、石井知事がエキストラで出演されているという言葉に、いつ映るのか?と、かえって集中を欠いて、私は、映画が楽しめませんでした。御本人も納得できない?ほど、分かりがたいので、まだ御覧になっていない方は、作品のおもしろさとは、直接関係ないので、意識されないことをお勧めします。
 レセプションの時に、巨大な鰆を持って踊られていた西田敏行さんのサービス精神や、同じテーブルにおられた星由里子さんの美しさ、なによりも、郷土岡山の美しさが、映画には満ちあふれています。

 先日、児島マリンプールで撮影された「DIVE!!」も、架橋記念館あたりに、できるかも。

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