2005年2月25日(金) 【おらが街の商工会】 | ||
=======================================
2月定例会開幕。私にとっては、当然のごとく、初当選以来24回連続になる一般質問を行い、2期目のUターンの議会です。 2月は、予算議会ですが、岡山県議会では、事前審査制で、各委員会で事実上の予算審議は終わっており、それで意外に盛り上がりません。気になる課題については、明日。 本日は、追悼演説と10年、20年、30年の勤続表彰(知事からの感謝状)の明暗がある幕開けで、知事の所信表明、提案理由説明を受けて、代表質問、一般質問戦と続きます。 ======================================= 午後からは、文教委員会、さらに政務調査会。その後、初めての自民党青年部・局と、岡山県商工会青年部連合会役員の方々との懇談会。 「異業種交流会」と称して、この後、次々と各種団体の青年の方々と、「割り勘」を基本に交流会を仕掛けたく存じます。 10人の自民党の若手県議と仲良くして下さる団体の青年部等ございましたら、ご一報下さいませ。束で参ります。そのためにというのも何ですので、好ましいのは、例えば、団体等の役員会等の前後でしょうか。 ただし、一応、県が単位になります。 ======================================= ↓ 詳しくは 関係執行部も招き、初の試みの「異業種交流会」。年齢が近いだけに、年中行事になれば、ぐっと親しみが増しそうです。青年部が、いずれ実権を握るわけですから、伴に切磋琢磨して成長していきたいものです。 岡山県商工会青年部連合会は、総部員数が県下で1377人、72部あります。先日は、YEG(商工会議所青年部)の全国大会が岡山で大成功裏に開催されましたが、この秋には、商工会青年部全国大会が、岡山で開催される予定です。 さて、 ご案内の通り、「地域における商工業の総合的な改善発展と社会一般の福祉の増進」という目的は同じでも、商工会と商工会議所は、根拠法令も監督官庁も異なり、両者は、合併することができません。 ちなみに、県下に77あった商工会も、合併が進み、最終的には、来年4月には、20プラス未合併の2〜5団体ぐらいになりそうです。 基本的に、市には、商工会議所、それ以外には、商工会という流れがあるのですが、岡山市でも混在しているのが現状です。 市町村合併で新市になっても、旧市の商工会議所を挟んだ商工会の飛び地合併という現象も生んでおり、また、町村合併で市になれば、商工会が、商工会議所になるということにもなっていません。 岡山市内で言えば、既に昨年4月に、岡山南商工会(妹尾・福田、興除、藤田)が誕生し、来年4月には、岡山北(一宮、津高、御津町、建部町、上道)と岡山西(高松、足守、吉備)の各商工会が合併を目指し、また来年秋を目途に、岡山と西大寺の商工会議所の合併調印の協議が進められています。 結論を言えば、商工会VS商工会議所ではなく、二重に存在するということになりそうです。あるいは、相互乗り入れということも必要かもしれません。 依然として、おらが街の商工会には、商工会としての大切な役割があるのです。 例えば、岡山市内で、JAとからんで、桃、マスカット、メロンをモチーフに地域に根差したまつりを展開してきたのは商工会であり、地域経済活性化という意味では、現在の商工会的な規模で考える方が、地元の商工業者に資する側面もあります。 私が議題とさせて頂いた、いわゆる郊外型大型店舗が地域経済に与える影響を考える上でも、商工会の役割は重要ですし、とりわけ、少子高齢化時代を迎える郊外において、「福祉商業」的な発想による事業展開は、地域に根差した商工会的でもあります。 いずれにせよ、 地域事情、事業形態によって、一口に商工業と言っても、まさに千差万別、相談ひとつとっても、ニーズは大きく異なります。 そういった意味では、商工会、商工会議所、中小企業団体中央会、産業振興財団、NPO、さらには、TLO等も含めて、それらが、役割分担かつ連携し、よりきめ細かいサービスに努める体制作りが、なにより重要であると思います。 《「こころ」に残る市井のあの言葉》 「子ども」 『批判ばかりされた 子どもは 非難することを おぼえる 殴られて大きくなった 子どもは 力にたよることを おぼえる 笑いものにされた 子どもは ものを言わずにいることを おぼえる 皮肉にさらされた 子どもは 鈍い良心の もちぬしとなる しかし,激励をうけた 子どもは 自信を おぼえる 寛容にであった 子どもは 忍耐を おぼえる 賞賛をうけた 子どもは 評価することを おぼえる フェアプレーを経験した 子どもは 公正を おぼえる 友情を知る 子どもは 親切を おぼえる 安心を経験した 子どもは 信頼を おぼえる 可愛がられ 抱きしめられた 子どもは 世界中の愛情を 感じとることを おぼえる』 (皇太子引用:アメリカの家庭教育学者ドロシー・ロー・ノル氏) | ||
Copyright (c) 2005 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp |