2004年4月11日(日) 【商店街へ行こう!!】 | ||
さて、本日、岡山市で最も元気の良い表町榮町商店街で、いまやお馴染みとなった「空中美術館」の鯉のぼり特別展「群れる鯉のぼり」のオープニング式典にお邪魔させて頂きました。
空中美術館は、世界で初めて、商店街のアーケード空間を利用し、多くの方々の作品を展示し、中心市街地活性化の推進と、より身近な美術鑑賞及び作品の向上に寄与する目的で開設されました。 私は、最初の時に、カッパを書いてしまったわけですが、四季折々あっという企画で、楽しませて頂いております。 この春の特別企画は、節句祭として、鯉のぼり特別展「群れる鯉のぼり」として、商店街上空に、思い切りお腹が膨らんだ状態のそれは見事な鯉のぼりが、何十匹も泳いでいます。 川に、鯉のぼりをめざしのように吊るすというのは、最近珍しくなくなりましたが、風がなければ、だらっという感じ。これは、まさに、泳いでいる!という感じです。 さらに、地元の小学生が、桃太郎に関する絵を鱗一枚一枚に書いた20mの日本一ジャンボな白い鯉のぼりも登場。 最後は、それが降りてきて、智の輪くぐりならぬ、鯉のぼりの体内くぐりと、非常に新しい趣向が登場しました。 お子さんは、大喜びです。 総合プロデュースは、招き猫でお馴染みの園山春二先生ですが、青年部、福きつね会、設営には、通行人の方も混じってということで、全国的にも、珍しい素晴らしい試み、コラボレーションだと思います。 特に、今回は、日本一の鯉のぼりメーカーである和気町の株式会社「徳永こいのぼり」さんの全面協力があり、20mのものも、特注。 ちなみに、同社は、年間大小400万匹!!の鯉のぼりを生産されているそうです。日本一ですから、世界一!! ちなみに、5月5日の午前中には、プレゼンと盛りだくさんの子供の日特別企画も計画されているようです。 おそらく、アーケードが開き、福きつねが、登場することでしょう。 これは行かなくては! 今日私は、山田方谷のシンポジウム出席のため、北房経由で高梁に参りましたが、郡部には、大きな鯉のぼり!しかし、でっかいのはちょっと無理というご家族連れは、是非、商店街へ! 忘れてはいけません。鯉のぼりは、人情の街、奉還町商店街にもかかっています。 ザ・ハヤシバラ・シティの登場のいかんに関わらず、いわゆる西口再開発、駅舎整備は、人の流れを変えるのではないかという危惧があります。 しかし、大政奉還に由来の武士の街、奉還町は、まさに庶民の台所、生活そのもの。地域住民が変われども、そこに人が暮らす限り、あの暖かみは、貴重です。 また、多くの大学の窓口にもなり、学生が行き交う吉祥寺にも化け得るところではないかと個人的には思っています。 やはり、奉還町や表町をはじめ既存の商店街が元気でないと岡山の活力が生まれません。 今はある会社の倉庫になっている私の生家は、野田屋町の岡ビル百貨店の遊園地前で、ご幼少のみぎりには、はなを垂らして、岡ビルの中を駆けずり回っていたので、奉還町や岡ビルの生活感というのは、たまらなく好きで、非常に馴染むものです。 なんといっても、我が家は、もともと陶器店、茶碗屋ですから、商売人の息遣いを感じる商店街というものは、なんとしても、応援させて頂きたいのです。 人がおるんよね。 | ||
Copyright (c) 2004 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp |