2001年10月3日(火)
【リサーチパーク事件後日談 仰天】

 本日は、決算特別委員会で、フランチャイズの商工労働部の調査。常任委員会の商工労働警察委員会では、末席ですが、特別委員会では、副委員長ですから、まともに、執行部と対峙する座席。

 こりゃ、気まずいなぁ、と思っていたのですが、豊富な知識や識見に敬服していたある自民党の先輩議員が、商工への期待の裏返しなのでしょうか、私を凌駕する厳しい質問をされました。


 リサーチパークの問題点から、商工部の構造改革の問題に質問は及び、「リサーチパークは、飯の種」という、執行部の答弁に、「借金のたねじゃないの?」・・・す、すげぇなぁ。皆、思ってるけど、言われたなぁ。

 「佐藤君もいつも言ってるけど・・・・3年後に赤字が出る頃は、皆さんいないと思うけど・・リサーチパークのインキュベーションセンターは、絶対に失敗する」・・・い、言い切られた。そこまでは、よう言わなんだなぁ・・・。しかし、こりゃ、「こころ」が、まわっとるなぁ、どこまで行ってんだ?


 実は、ほとんど口を利いたことがない方で、ベテランの議員。こういう議員が、言われるのと、私が言うのとでは、執行部にとっても、意味合いが、全く違うと思います。

 別に、私を救おうという、お気持ちでもなかったでしょうが、共産党まで評価される質問で、個人的には、浮かばれた感じがします。ありがたい質問でした。
 いずれにせよ、ひとりひとりの議員が、ここまで鋭かったら、赤字はもっと出なかったかもしれません。ただただ、敬意を表させて頂きます。

 はっきりしているのは、やはり、これからは、よほど勉強、理論武装しないと議員はできないぞ、ということです。ともかく、今日は、先輩議員に「参りました。ありがとうございます。」と素直に言える、議員として、うれしい日でした。
 見習わなくては。

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