2001年8月30日(木) | ||
【タウンショップモビリティー】 | ||
いわゆる団体職員になるかもしれないのですが、中小企業団体中央会に、物凄いファイターがおられます。公私ともに、たいへんに可愛がって頂いている「おかみさん会の産みの父」である、この方の熱意が生んだ事業が、またまた登場します。
9月1日オープンの奉還町のチャレンジショップとタウンショップモビリティーです。 私自身のたいへんな力不足もあり、岡山県の支援は、福祉のまちづくり条例に沿ったものですが、約300万円。しかし、ある面、約37億円のインキュベーション・センターより、遥かに大切な事業だと私は思います。 なにより、商店街を知り尽くしているような方の情熱が、商店街活性化にかける熱い思いが、本当にともに汗を流す方々と一緒になってできた事業なのですから。ハートがある、そこに人間がいるのです 商店街を愛する気持ち、そのバイタリティー、熱いハートには、いつも頭が下がります。本当は、議員が、情熱で負けてちゃいけないのですが、ただただ尊敬。 商店街の活性化は、同時に、地域のコミュニティーの活性化でもあり、結局は、人と人を結ぶ極めて重要なことです。 まずは、タウンショップモビリィティー。 電動スクーター3台が、奉還町商店街を走ります。町内の住民や周辺の病院からの申込みの電話を後述のチャレンジショップが受けて、学生がスクーターの引き渡し、引き取りを行います。 阪神大震災で壊滅的なダメージを受けた商店街が、バリアフリーの商店街として、このタウンショップモビレィティーで蘇った例がありますが、まさに、人情の街、奉還町商店街には、ぴったりの事業といえると思います。 続いて、チャレンジショップ。店名は、「イニシアチヴ」。 岡山商科大学の学生が中心となって、商店街の空き店舗を改装した実験店舗が、オープンします。同時に、ここが前述のスクーターの貸出、回収業務を行うのです。 こうしてみると、奉還町も、あるいは、国際化、あるいは、バリアフリーの観点から、りぶらを中心にしたパサージュ、そして西奉還町が一体となった動きもずいぶんありますし、加茂川町のアンテナショップや新商人事業によるショップなど、個性的な店舗が、少しづつ増えていくようです。 奉還町は、国際交流センターに加えて、ママカリフォーラム、平成17年の国体、再開発ビルオープンと目玉も増え、学生も多い、非常に潜在能力の高い街であると思います。 そして、駅前商店街、表町商店街、医大前商店街など、多くの商店街が、それぞれの個性を活かしながら共存共栄できる、そんなまちづくりが大切です。 精一杯応援させていただけたらと思います。 | ||
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