過去の岡山県議会一般質問集 <晴れの国おかやま国体 輝いておかやま大会>篇 |
||
<平成17年2月定例会>(2005年3月8日)
(佐藤) さて,気の早い話ですが,既に国体後については,方々で語られるようになりました。私が気になるのは,平成19年に生涯学習フェスティバル,21年に全国緑化フェア,22年に国民文化祭と,大型の行事が続く中で,これだけ全県に顔を売り,これからさらに一汗も二汗もかく国体のキャラクター「ももっち」を差しおいて,新たなキャラクターが岡山県の顔として登場するのだろうかということであります。来年になって,「ももっちはどうしたの」と子供に聞かれたときに,「あれはもう用がないんじゃ」と言うのは,教育上も大変よろしくありません。私は,国体局のスタッフの方が,「ももっち」のぬいぐるみの貸し出しの際に,「行ってらっしゃい」といつまでも手を振っておられたという話を聞き,涙が出ましたけれども,ともに天皇杯,皇后杯を目指す我々の仲間「ももっち」への御礼は,岡山県のキャラクターとして末永く愛していくというお約束だと思いますが,慈悲深い知事のお考えをお知らせください。 (知事) まず最初に,「ももっち」でありますけれども,「晴れの国おかやま国体」と「輝いて!おかやま大会」を盛り上げるマスコットといたしまして,約7万件の応募の中から,この愛称とデザインというものを決定したものでありまして,各地のイベントなどで大変好評を博しているところでございます。先日の倉敷の青年会議所50周年大会でも,理事長みずからがこのマスコットであります「ももっち」に扮して登場し,主催者あいさつをされるといったようなことで,非常に会場も国体ムード一色で盛り上がったところでございます。 両大会終了後におきましては,そのデザインがスポーツ色の濃いというものではございますけれども,大変多くの方々に愛されているということから,今後これを活用するという方向で,国体関係者,県民の方々との意見なども参考にしながら,その活用分野,活用方法などにつきまして検討することといたしたいと存じます。 <平成16年6月定例会>(2004年6月15日) (佐藤) まず,第5回全国障害者スポーツ大会について伺います。 第60回国民体育大会「晴れの国おかやま国体」の後には,第5回全国障害者スポーツ大会「輝いて!おかやま大会」が開催されるわけですが,簡素かつ効率的な運営が国体のうたい文句ではありますが,私は,全国障害者スポーツ大会について,これがそのまま当てはまるのか,疑問にも思います。ある意味で,いかなるおもてなしができるのか,国体以上に,岡山の質が問われる大会であると思います。そして同時に,私は,スポーツのすそ野が広がり,195万人のスクラムを組み,県民が威信をかけて燃えることで感動が生まれる国体同様に,この全国障害者スポーツ大会が,岡山県の次のステップにつながるものでないといけないと考えます。 まず,2年続けて雨となりましたが,5月に開催された第4回岡山県障害者スポーツ大会は,県内の大会ではありましたが,駐車場の混乱等,全国大会への不安を膨らませました。まず,この県大会で,全国大会に向けて浮かび上がった課題についてどう御認識なのか,知事にお伺いいたします。 以下,当日ボランティアをされていた方の御意見を参考にして,幾つか提言と質問をさせていただきます。 まず第1に,ボランティアの養成について。 先日,ユースチャレンジ21会議の提言に基づいて,おかやま国体に向けて,青少年が,まちづくりボランティアに励む,「キラリ☆ボランティア」が発足しましたが,こうした国体に向けたボランティアが,全国障害者スポーツ大会にどれだけ連携されるのか等も含めて,現状でボランティアの確保は十分と認識されておられるのでしょうか。例えば,要約筆記を例に出せば,250人が必要と考えた養成講座の受講生が現在百数十人で,早くも要員不足が予想されております。現在の養成者を核にして,全県17サークル,技能保持者への声かけが必要です。また,こうした要約筆記に限らず,障害者スポーツ競技にかかわるボランティアの方々は,競技内容を熟知しておく必要があり,各競技団体等との連携を図りながら,その養成をすることが急務ですが,今後の養成方針について,国体・障害者スポーツ大会局長にお伺いいたします。 第2に,私は,全国障害者スポーツ大会に向け,きちんとしたリハーサルが必要であると考えます。来年5月には,半年先の全国障害者スポーツ大会に向けたリハーサル大会が開催されるとのことですが,費用等の関係から,各開催県では簡素化されて行われるのが通例のようです。来年のリハーサル大会では,大型映像装置に要約筆記のパソコン入力文字を表示するなど──今回はそれはされなかったわけですけども,こうした本番により近い形でリハーサルを行い,問題点を浮き彫りにしておく必要があると思います。このことは,開会式そのものを本番並みに行うべきであるということではありませんが,簡素・効率的な運営を目指しながらも,想定できるトラブルはあらかじめ避けて,本番に当たろうということです。この点につき,国体・障害者スポーツ大会局長は,どう御認識でしょうか。 第3に,私は,主会場までの導線がバリアフリーからユニバーサルデザインの考え方に基づいて整備されるということは重要ですが,例えば,ふれあい広場における障害のある方との交流等,ソフト面がより重要であると思います。例えば,パソコンに吹き込めば言葉が文字になる要約筆記システムなどの先端の機器について,体感ができる機会を提供するなどの方法も考えられると思います。そこで,福祉用具を岡山県の基幹産業にという,ハートフルビジネスおかやま等,県内にはさまざまな福祉用具関連企業や団体がございますが,それらについての活動内容,開発機器等を,この機にアピールしてはいかがでしょうか。産業労働部長にお伺いいたします。 第4に,岡山らしさとして,IT国体として,ケーブルテレビはもちろん,インターネットで動画配信が行われますが,全国障害者スポーツ大会におけるIT活用について,国体・障害者スポーツ大会局長にお伺いいたします。具体的には,携帯電話を使ったメール配信や,情報ホームページへのアクセス等,競技参加者や来場者への情報提供として,ITを活用することは考えられないでしょうか。特に,前述の要約筆記については,あるいは携帯電話を通じた情報発信により,即時に情報提供ができると考えますが,いかがお考えでしょうか。 (知事) 第5回全国障害者スポーツ大会についてでございます。 県大会での課題についてでございますが,施設が備前から桃太郎スタジアムにかわったということで,そのふなれやスタッフ不足によりまして,駐車場の混乱や,また当日はあいにく雨天となったため,その雨天時の対応など,幾つかの課題が浮かび上がったと,このように考えております。私も当日駆けつけましたけれども,その直前でかなり渋滞をしておったということでございまして,私も体験をしたものでございます。 全国障害者スポーツ大会におきましては,今回のそういった課題というものも十分踏まえた実施体制の構築,あるいは関係者間の緊密な連携を図っていかなければならないと考えております。また,競技役員やボランティアの養成を着実に進めるなど,キラリと輝く大会の実現に向けまして,万全を期することといたしたいと存じます。 (国体・障害者スポーツ大会局長) 全国障害者スポーツ大会についてのうちの,ボランティアの養成方針等についてでございますが,御指摘の要約筆記ボランティアにつきましては,現在80人余り不足しておりまして,引き続き関係団体を通じて養成を行うとともに,経験のない方へも,講習への参加を呼びかけるなど,必要数の確保に努めてまいります。 また,競技に携わる専門ボランティアに対しましては,要約筆記などに加え,実施競技に係る専門知識についても,関係団体の協力を得て,十分な講習に努めてまいりたいと考えております。 なお,近く数千人規模で公募いたします一般ボランティアにつきましては,十分な広報を行うとともに,現在活動している国体ボランティアグループに対しましても積極的に参加を呼びかけ,必要数を確保してまいりたいと考えております。 次に,リハーサルの必要性についてでございますが,来年5月のリハーサル大会では,選手の招集,誘導から表彰までの競技運営を中心に,ユニバーサルデザインの考え方に基づいて,大型映像装置への要約筆記の表示やボランティアの配置など,本大会を想定した検証を行うこととしております。この検証結果に基づき,先催県の事例も参考としながら,本大会の成功に向けて,必要な対策を講じてまいりたいと考えております。 最後に,ITの活用についてでございますが,大会参加者や来場者の便宜を図るため,競技記録や公共交通機関の情報などを見ることができるように,大会期間中は,携帯電話でアクセスできる情報ホームページを開設したいと考えております。 なお,携帯電話による要約筆記につきましては,大型映像装置への文字表示を行うこととしておりまして,また,さらに,手話通訳,要約筆記者を配置することにより,情報保障は十分できると考えております。 (産業労働部長) 全国障害者スポーツ大会におきましての,ハートフルビジネスおかやま等のアピールについてでございますが,全国障害者スポーツ大会の会場に設けられます,ふれあい広場に,県内で開発されました福祉用具を展示し,県内外からの来場者に,実際に試していただいたり,ハートフルビジネスおかやまを初め,関係団体等の活動を広く紹介することにつきましては,本県のすぐれた福祉用具産業などを全国に情報発信する絶好の機会と考えております。このため,御提案の趣旨を踏まえまして,具体的に検討を進めてまいりたいと存じております。 <平成15年2月定例会>(2003年3月5日) (佐藤) 次に,あと2年に迫ってきました「晴れの国おかやま国体」「輝いて!おかやま大会」について伺います。 県民運動キャッチフレーズの「195万人のスクラム」として,多くの県民が何らかの格好で参加する大きな県民運動に発展させていくためには,やはり県民みずからのボランティアによる積極的な国体参加が望まれると思います。しかし,景気の低迷の中で社会人や勤労青年が国体大会開催中にボランティアで参加するには,以前にも申し上げましたが,やはりボランティア休暇制度の活用が望ましいのではないかと思われます。私は,改めてこのボランティア休暇制度について提案させていただきます。 ところで,知事はILOの有給教育休暇140号を御存じでしょうか。この条約は,国連のILO,国際労働機関が1974年に開催した第59回の総会で採択した国際条約です。有給教育休暇制度とは,たとえ労働時間中であっても教育上の目的のために一定時間労働者に与えられる休暇のことで,その際の賃金も保障されるという制度です。ここでいう教育上の目的とは,あらゆる段階での訓練教育,社会教育及び市民教育等を指します。実は,この条約には日本政府も採択では賛成しましたが,いまだ国会での批准がなされておりません。 私が思いますに,現在実施していますボランティア休暇制度は,さきの阪神・淡路大震災によりつくられた意味合いが強いボランティア制度のため,災害発生時の被害者支援や障害者施設等での介護活動などが主となって,ボランティア休暇の取得が認められている傾向にあります。しかし,このたびの岡山国体へのボランティアは,現在のボランティア休暇制度では限定されてしまうのではないかと考えます。 そこで,さきのILOの有給教育休暇制度をもとに,あくまで民間が導入する呼び水として,まず県がみずから県職員に対して,有給休暇の使用欄にボランティアと書いて,堂々と有給休暇を使ってボランティアに参加することを支援する制度をつくってはどうでしょうか。官民挙げて岡山国体開催の記念として,全国に先駆けて岡山県独自のボランティア有給休暇制度をつくることを提案させていただきます。 ところで,岡山国体の開会式が開催されます岡山市の桃太郎スタジアム周辺の町内の方々には,ボランティアの参加要請が岡山市から来ており,民泊や花いっぱい運動,テント村での接待等に活躍されるものと期待されています。この桃太郎スタジアム周辺には,多くの大学があり,また同町内には多くの大学生が住まいし,生活しています。開会式を含めて,多くの学生ボランティアにも参加していただく取り組みはいかように進んでいるのでしょうか。 また,岡山市の成人式では,その年の成人者が実行委員会をつくり,成人式の企画運営を実施しており,9割が岡山市内の大学生ですが,彼らが中心となって岡山学生ボランティアネットワークが立ち上がっています。国体で活躍した学生ボランティアと,こうした岡山学生ボランティアネットワークが連携しながら,学生自身の運営による学生ボランティア組織をつくり,岡山国体終了後も福祉だけでなく,地域づくりや子供の健全育成等のさまざまな面で,岡山県の発展に協力していただくネットワークづくりの支援をしてはいかがでしょうか。 また,国体に関連して,ITやバリアフリーという観点から語られることの多いように思いますが,環境の面ではいかがでしょうか。特に,言ってみれば主会場そのものがリユースなわけですから,花いっぱい運動に使うポット1つとっても,装飾1つとってもリサイクルの観点から整備されてはと考えますが,いかがでしょうか。 さらに,開会式,閉会式の総合的なアドバイザーはスタジオジブリの高畑勲さんということですが,せめて岡山ならではの桃太郎の観点から,あるいはうらじゃ踊りを取り入れるなど,岡山らしさがあふれる開会式になることを要望しますが,その進捗ぐあいをお知らせください (知事) 次に,岡山国体等についてであります。 ボランティア有給休暇でありますが,本県のボランティア休暇制度は御指摘にございましたとおり,災害発生時の被災者支援とか,障害者施設等での介護活動など,国に準じた内容と現在なっております。岡山国体につきましては,全国障害者スポーツ大会とともに,全庁挙げて取り組んでいくべき一大イベントでありまして,開催に当たりましては公務として従事すべき業務が多いと考えておりますが,それ以外に,ボランティアとしてどのようなニーズがあるのかということをこれから検討をしてまいりまして,その必要性が出てまいりました場合におきましては,対応をすることといたしたいと存じます。 学生ボランティアということでありますが,大学,短大が多いという本県の特性を生かしまして,学生パワーによる岡山らしさあふれた国体とするために,県内の学生にボランティアとしての参加というものを働きかけをしてまいりましたところ,このたびすべての大学,短大の学生や学校側の理解,協力というものが得られまして,現在,学生が主体となってボランティアネットワークの構築が進められております。本年6月には設立の予定であります。この組織は,今後,広報活動や開会式会場での案内あるいは美化活動など,さまざまな活動を予定しておりまして,その活動に今後大いに期待を寄せているところであります。 学生ボランティア組織についてでありますが,国体が終了した後も学生の新鮮な発想や行動力というものを夢と希望あふれる岡山県づくりに生かしていくということは,議員御指摘のとおり重要なことと考えております。このため,県といたしましても県社会福祉協議会等とも連携をいたしまして,学生組織の自主性というものを尊重しながら,活動やネットワーク化に役立つ情報の提供,人材研修の実施によりますリーダーの養成,さらには活動や交流の場の提供等を通じまして,学生ボランティア組織の活性化,ネットワーク化の支援に努めてまいりたいと,このように考えております。 リサイクルを考えた整備ということでありますが,岡山国体は,自然と環境に優しい国体というものを目指しております。これまでも桃太郎スタジアムでは,ソーラーシステムや雨水を雑用水に利用するシステムを設置しておりまして,またユニフォームなどにはエコ製品を活用するなど,積極的に取り組んできているところでございます。御指摘にございましたとおり,国体の運営面ではリサイクル製品を活用する分野というものが数多くあるところでございまして,今後とも,会場地市町村と一体となって,廃プラスチック製品を活用するなど,自然と環境に優しい国体というものを目指してまいりたいと存じます。 開会式の準備状況でありますが,現在先催県の実績や類似の大規模イベント等についての調査検討を進めておりまして,来年度からはこれらの結果を踏まえて,式典の構成やアトラクション,式典音楽の制作など,具体的な作業に取り組むこととしております。その際には,開・閉会式の総合的なアドバイザーであります高畑勲氏の御意見もいただきながら,岡山らしさをふんだんに盛り込んだ感動と魅力あふれる開会式を目指していきたいと考えているところでございます。 <平成14年9月定例会>(2002年9月19日) (佐藤) 最後に,17年晴れの国おかやま国体の主会場である岡山県総合グラウンド,通称県営グラウンドについてお伺いいたします。 県営グラウンドは,我々子育て世代にとっては無料の格好の憩いの場であるため,児童館等子育て支援機能の充実もお願いさせていただきますが,幾つか質問をさせていただきます。 まず初めに,いずみ町の交番について,都市計画公園内にある唯一の公園施設でない建物ということでありますが,いずみ町の交番は,極めて交通量の多い五差路を見渡す交番として考えられる最高の位置にあり,しかも,周囲は,この時期以降,タイワンフウの紅葉も美しく,まさに地域に愛されてきた交番です。17年国体を控え,別の場所での建てかえも検討されているようですが,森に囲まれた主会場を守るシンボルとして,十分に地元と協議され,現在の位置で,景観にマッチした森と共生する施設として整備されてはいかがでしょうか,県警本部長にお伺いいたします。 次に,土木部長にお伺いいたします。 国道53号バイパスから岡北大橋に抜ける総合グラウンド北側の国道は,岡山県下最悪の交通渋滞の名所で,県外からのお客様を迎える導線としては大変な問題があります。いずみ町交番前付近の交差点改良,さらには,国道の拡幅等の対応はどうなるのでしょうか。 また,総合グラウンドを囲む南側の市道について,国道53号線との導線部分を拡幅すれば,北側の国道を通過せずとも東西に抜けられる園外を循環する幹線道路が確保できます。リニューアル計画の中で,岡山市側にぜひとも要請されてはいかがでしょうか。 あわせて,リニューアル計画は今後どのように進められるのでしょうか。地域や利用者の声がいかように反映されるのでしょうか。 さらに,旧陸軍の将校クラブとして建設されたグラウンドクラブは,歴史的建築物として重要な建物ですが,新体育館建設に伴いどういう扱いになるのでしょうか。 (土木部長) 県営総合グラウンドに関しまして,国道53号の渋滞対策についてでございますが,現在,国におきまして,津島交差点の東側に新たに左折車線を設けることや,西側の右折車線を延長するなどの交差点改良を検討中でございます。 また,この交差点を除く区間につきましては,現在の道路幅の中で部分的に車線を追加することにより渋滞の緩和を図る予定でございます。 これらは,いずれも平成17年のおかやま国体に合わせて整備されると聞いておりまして,県といたしましても積極的に協力をしてまいりたいというふうに考えております。 次に,リニューアル計画等についてでございますが,現在,利用者などで構成いたしますリニューアル整備計画委員会で,園路やトイレ及び駐車場などの改築計画を策定中でございまして,安全で快適な環境の中で国体が開催できるよう今後整備してまいりたいというふうに考えております。 また,グラウンドクラブにつきましては,グラウンド内で移築をしまして,従来どおり利用していただけるように考えております。 なお,グラウンド南側の市道拡幅につきましては,御要望の趣旨を道路管理者でございます岡山市に伝えてまいりたいというふうに考えております。 (警察本部長) お尋ねの岡山西警察署いずみ町交番につきましては,本年で33年を経過した老朽交番でございまして,17年国体の主会場となります岡山県総合グラウンドを管轄しておりますところから,国体までに,ぜひ建てかえ整備をお願いしたいと考えている施設でございます。 この交番は,現在は,場所的な制約から駐車場がないため,パトカーの駐留もできず,また,来訪される県民の皆様にも大変御不便を強いているいるところでございます。このため,現在地で駐車場用地等を含めた敷地の拡張も検討したところでございますけれども,公園内の樹木の伐採にも制限がありますため,パトカーや来訪者の車両の安全な出入りが確保できないところから,別位置への移転を検討しているものでございます。 移転候補地は,現在地より約400メートル南側で,岡山県総合グラウンドに隣接した位置にありまして,17年国体には,各種の警察活動の拠点として極めて有効に機能する場所でございます。もちろん,日々の交番活動におきましても,管内住民の方々の安全を守るための機動的な活動が確保でき,来訪者の車両も安心して出入りできる適地と判断しておるところでございます。今後,地元の方々にも十分御理解をいただきまして,周囲の景観にも配慮した施設を整備してまいりたいと考えておりますので,何とぞ御理解を賜りたいと存じます。 (佐藤) 1点目のみ要望させていただきます。 先ほどの知事の御答弁の体育館の方で,私は,個人的にはいい体育館をつくっていただきたいなあというふうに願うものでございます。 いずみ町の交番の件でございますけれども,本当に懇切丁寧な御答弁ありがとうございました。御案内のとおり,先ほど御答弁にありましたように,木の伐採ということが一番の問題になっているということで,人の命と木の命といろいろあるわけでございますが,これは警察の方だけに聞くのは本来酷でございまして,本来は知事部局の側にも聞かなくてはいけないことだったのかもしれませんが,いずれにしましても,地域の方と御協議いただきまして,説明というのもよろしいんですけれども,まず協議の段階から相談に乗っていただくというところから始めていただければなということでございまして,そのことを要望させていただきます。 <平成12年12月定例会>(2000年12月12日) (佐藤) 「ソフトパワー先進県おかやま」に関連して,特に「晴れの国おかやま国体」につき県民運動を展開するためには,社会人の積極的な参加が望まれます。ただ,低迷する景気の中で社会人が堂々とボランティアに参加するには,やはりボランティア休暇の活用が好ましいと思います。 岡山県下でのボランティア休暇制度の導入状況は,平成10年5月に発表された「岡山県労働管理等実態調査結果報告書」では7.3%となっています。県においても,災害発生時の被災者支援や障害者施設等での介護活動にボランティア休暇の取得が認められ,平成8年度の制度導入以来,これまでに140名の職員が取得されていると聞いております。私は,ボランティア休暇が活用され,平成17年の岡山国体に多数のボランティアの方々に参加していただければと考えています。17年の岡山国体への県民総参加という点から知事にお尋ねします。知事は,17年岡山国体へのボランティアの活用についてどのように考えておられるのでしょうか。私はこの際,「岡山県民の日(おかやま国体記念日)」を金曜日につくり,秋季国体を金曜日に開会し,学生,社会人こぞって金,土,日の3日間国体ボランティアに参加するという,参加しやすい土壌をつくっていただきたいと思いますが,いかがでしょうか。 (知事) 次に,国体へのボランティアの活用についてでございますが,総合開会式や競技運営のサポート,あるいは選手のもてなしや民泊の受け入れなど,もうさまざまな分野におきまして多くのボランティアの方々の御協力を得たいと考えておりまして,今後,企業とか各種団体,学校などを初めといたしまして,幅広く県民に参加を呼びかけたいと考えております。 そこで,具体的な御提案として,「岡山県民の日」を金曜日に制定をして,秋季国体をその日に開会してはどうかという御提案でございますが,県民の日というものの意義は,県民こぞって記念をするものとの趣旨からいたしますと,国体開催という背景だけで県民の幅広い御理解とか御支持が得られるのかどうかという問題もあろうかと存じます。さらには,総合開会式は,週休2日制というものが定着をして以来,土曜日開催ということが慣例化をしておりますということ,また輸送とか交通等の課題もございまして,現実に金曜日開催は困難であるということを御理解を賜りたいと存じます。 <平成12年6月定例会>(2000年6月20日) (佐藤) 次に,平成17年「晴れの国おかやま国体」に引き続いて開催される予定の第5回全国障害者スポーツ大会についてお伺いします。 この4月から,岡山県福祉のまちづくり条例が施行されたわけですが,まさに岡山県の「心」,「情報」,「物」のバリアフリーが対外的に示されるのがこの全国障害者スポーツ大会だと思います。さきの岡山国体は,国体中の国体と称されたわけですが,今回の岡山国体は,ぜひ全国に,全世界に鳴り響くようなバリアフリー国体を目指していただきたいと思います。 そこで知事にお伺いいたします。 昨年の12月議会で国体ボランティアとして,青年団の活用を提言させていただきました。恐らく障害者大会も同様,それ以上のボランティアが必要になると思います。そのボランティアの養成はどうされるのでしょうか。例えば,教育現場なら,総合的な学習の時間に,福祉の一つの目標として全国から障害者の方が集まられることを想定し,家庭で,職場で,地域で,岡山県民200万人総ボランティア運動が起こせないでしょうか。例えば,前述の神様の貯金制度を活用することも考えられます。 また,全国大会に向けて,大会会場までの導線といった物のバリアフリーと,何より心のバリアフリーをどう進めていかれるのでしょうか。例えば,車いすの方が階段で立ち往生しているとき,4人の人間が即座に手をかせば,また障害のある方が照れずにすぐにSOSが出せれば,大金をかけてつくるスロープは要らないかもしれません。ハードの整備よりもソフトの面,その原点に立ち返れば,岡山県民全員が動くバリアフリーになれるはずです。 以上,知事にお尋ねします。 (知事) 次に,第5回全国障害者スポーツ大会であります。 県民200万人総ボランティア運動についてでございますが,全国障害者スポーツ大会の円滑な運営と成功のためには,おもてなしの心,思いやりの心を持って,多くの県民の皆様が参加をしていただくことが不可欠なものと考えております。来県をされました障害者の皆様方に安心して気持ちよく過ごしていただけますように,県民運動の輪を広げてまいりたいと存じます。 大会に参加をする選手の手助けを行います介助のボランティアの方とか,あるいは聴覚障害者の方々に情報等を提供いたします手話通訳あるいは要約筆記等の専門ボランティアの養成でございますが,これからも関係団体や学校等の協力を得ながら推し進めてまいりたいと存じます。 物・心のバリアフリーの進め方でありますが,物のバリアフリーについては,大会の会場はもとよりでございますが,周辺道路とか,あるいは公共交通機関などにつきまして,関係機関の御協力もいただきながら,一体的なバリアフリー化に努めてまいりたいと存じます。 また,心のバリアフリーでございますが,全国から来県をされます選手団などを温かくお迎えすることができますように,これからも各種メディアを活用いたしました啓発とか,あるいは車いす・アイマスク体験の実施,さらには障害者の方々との触れ合い,ボランティア活動の促進など,さまざまな方法を通じまして,ともにお互いが支え合う,そういった意識の高揚を図ってまいりたいと考えているとこでございます。 (出納長) 県庁での使用状況についてでありますが,授産施設等からの昨年度の実績は,看板や記念品用の丸盆のほか,米消費拡大のキャンペーンで配付する米菓子や街路整備で植栽する葉ボタンの購入等でありますが,今後とも,各種行事における記念品等としての利用促進を図ってまいりたいと存じます。 次に,庁用物品につきましては,安定的な供給が必要なことから業者登録を行っているところでありますので,登録に向けての指導を含め関係部と連携を図りながら取り組んでまいりたいと存じます。 なお,お尋ねのおかやま後楽園300年祭では,岡山駅から後楽園までのガーデニング回廊の草花を購入しているところであり,平成17年の岡山国体の記念品等につきましては,今後開催準備を進める中で研究してまいりたいと存じます。 <平成11年12月定例会>(1999年12月10日) (佐藤) 次に,平成17年に記念すべき第60回目の国体が行われるわけでありますが,来年公募される国体の愛称が何であるにせよ,総合成績が何位であろうが,岡山に日本の注目が集まるわけでありますから,ここは岡山のすばらしさ,岡山らしさを存分にアピールしなくてはいけません。また逆に,岡山県民が一体になって全国の方々をお迎えする際のシンボル,岡山のアイデンティティーが必要であると思います。 ところで,お国自慢としてあるいは短絡的に浮かぶイメージといったものがあるかと思いますが,はて,岡山は何なのかと考えると,あえて後楽園とは申しません。桃太郎以外にないのではないか。日本の歴史上,桃太郎ほど老若男女に愛され,日本全国津々浦々まで知れ渡った有名人はおりません。彼の偉大なる功績,相手が動物とはいえ,命がけの戦いにだんご1つで有無を言わせずついてこさせるカリスマ性といったものは,日本国民が皆認めているところであります。 ところがしかし,桃太郎は単なるおとぎ話ではなく,壮大な歴史スペクタクルであるという方もおられます。一説には,海を渡ってきた百済の王子である温羅は,はるか昔,大和朝廷に匹敵する文化,技術を誇る古代吉備王国をつくり上げ,この岡山の地もまた日本の中心地として天下に名を響かせました。がしかし,我が吉備王国は大和朝廷に征服され,勝てば官軍よろしく,何と温羅は鬼扱いされ,大和の側が桃太郎と呼ばれるようになったというのです。おとぎ話に託された我が郷土のこんな悲しい戦いの歴史も岡山県民は知らなくてはいけません。そして,私たちは侵略者である桃太郎を許し,愛してまいりました。しかし同時に,はるか昔,真金吹く吉備の大空のもと跳びはねていた鬼にされた温羅もまた復権させなくてはいけません。大和に匹敵する古代吉備王国が栄えたそんなすごい歴史を持つこの岡山のすばらしさを我々県民自身が認識し,全国に誇りを持って訴えなくてはいけません。 築庭300年,平成17年岡山国体はまさに桃太郎岡山をアピールする絶好の機会であります。そして,我々岡山県はこの桃太郎と温羅で食っていってもよい日本唯一の県であります。最大限文化,芸術,観光,教育に桃太郎や温羅を使わさせていただくこと,それが岡山の誇りになり,個性になると思います。そういった熱い思いを持ってこの桃太郎と温羅を考えるとき,岡山のお祭りは全国にもっともっとアピールすることができる潜在的可能性があるのではないでしょうか。恵まれた地理的条件,気候風土,桃太郎や温羅といった素材,岡山のお祭りには,やりようによっては日本のみならず,世界に発信できるものになり得るはずです。都市間競争が激化している時代に,岡山県にこの祭りありと全国から観光客が押し寄せる,どんどんお金を落としていく,そんな祭りがあればすばらしいと思います。 具体的にお祭りの効用について考えますに,お祭り成功の一つの基準が言われていますが,第1に,地域のコミュニケーションづくりに寄与しているか。例えば,踊りに参加するためにチームで練習すること自体が地域コミュニティーの活性化になります。第2に,経済交流,物的開拓に寄与しているか。第3に,全県民,市民的交流に寄与しているか。第4に,重要な歴史・文化遺産を守るものか。桃太郎や温羅はまさに格好の素材です。そして,それは一過性のイベントではなく,地域の個性としてお祭りそのものが文化になります。第5に,現代人の不信感や疎外感を解消し,あしたの生活に活力を与えるものか。全国的に著名な成功した祭りは,多くの場合こういった基準に合致したものだと思います。 また,逆にお祭りを成功させるためには,意識してこういった基準に沿わせる必要があると思います。そして,現代のお祭りの特徴を挙げるならば,基本的に道具はないが,おそろいの衣装の老若男女が,決められていない型でアップビートに合わせて集団で踊りまくるという,全員総参加型のものが受けているようです。 別に悪く言うわけではありませんが,「踊るあほうに」云々の「阿波踊り」に高尚な思想性があるでしょうか,にもかかわらず「徳島阿波踊り」は,26万5,000人の人口の徳島市に4日間で137万人もの観光客を集め,うち半分は県外からのお客であるとのことです。宿泊施設の少ない徳島ですので,京阪神からの観光客は淡路島や高松に流れ,結果として広域観光圏がつくられています。この「阿波踊り」も,もともとは勝手連的に踊られていたものを観光協会が一本化させ,現在の形に至っているようです。「阿波踊り」は成功のすべての基準を満たしています。 また,高知の「よさこい」も,実は昭和29年不況対策の景気づけとして始まったものが,7,600万円の事業費で,4日間で100万人を動員,人口32万5,000人の高知の町が県外からの観光客でごった返します。そして,この「よさこい」が北海道に渡り「よさこいソーラン」となり,第8回を数え,学生ボランティアの手で夏の一大風物詩に成長したのは記憶に新しいところであります。「よさこい」も「よさこいソーラン」も特に若い女性が集団で踊りに参加するという新しい現象を生み出し,一言で若者にとってかっこいい祭りになっています。加えて,「よさこい」が8月9日から12日,「阿波踊り」が8月12日から15日に固定化され,3大とも,4大とも言われる東北の夏祭り同様,回遊性を持たせているところは注目に値します。最初に点として観光客を呼び込み,周遊させ広域観光圏をつくるということです。 さらに,松山では,その昔,伊予鉄道野球部員が高松遠征の宴会で踊ったのが発祥とされる「野球拳」を「ニュー野球拳踊り」としてこの夏よりパワーアップさせ,夏の観光客の落ち込む時期に「よさこい」,「阿波踊り」に連携づけながら,それに匹敵するものをつくり上げたい意向のようです。要するに,夏の四国はあちこちで踊りまくっているわけです。 翻って,岡山のお祭りはどうでしょうか。残念ながら,岡山のお祭りや踊りで全国ブランドになっているものはないように思います。桃太郎や温羅という格好の素材がありながら,また交通の結節点として最高の立地環境にありながら,岡山のお祭りに全国から観光客が誘致できないのは宝の持ちぐされとしか言いようがありません。築庭300年もしかりですが,この不景気に県外からどれだけ観光客を呼び込み,どれだけお金を落としてもらうかが勝負になります。 そこで,知事にお伺いいたします。 お祭りの効用についてどのようにお考えでしょうか。また,中四国の夏祭りと広域に連携しながら,また岡山県内で連動しながら,経済波及効果をねらい,岡山の文化,伝統創造のためお祭りを展開していく戦略的プランをお持ちでしょうか。築庭300年が大きな夏祭りと連動していたら,平成17年国体が夏祭りとどこかで連動するならば,岡山県選手団の入場が「阿波踊り」や「よさこい」に匹敵する踊りに勇気づけられるなら,こんなにすばらしいことはないと思います。年に一度の夏祭り期間に命をかける,このお祭りで命を落としても本望である,そんな熱いお祭りをぜひつくることを手助けいただきたいと思います。 以前,「燃えろ岡山県民運動」がありましたが,燃えにくい岡山県人を燃やすのはお祭りしかないと思います。そして,そのお祭りのキーワードは,桃太郎であり,鬼となった温羅であり,ともかく踊りまくることだと思います。どうか歌って踊れる知事,踊る岡山県庁が不景気を払ってくださることを心よりお祈りし,私の質問を終わらさせていただきます。まことにありがとうございました。 それぞれの市町村には,次代を担う人材の宝庫として現在も青年団が活動しています。地域によって活動状況にばらつきもあるようですが,18歳から35歳の勤労青年がよりよい地域づくりのためにボランティアで懸命に汗を流しています。21世紀の地域社会を考えたとき,自発的に青年団活動に参加するような青年こそ大切に育てていかなくてはいけません。青年を育てるためには,責任と権限と財源を与えることが重要です。また,明確な目標を示し,信用してチャンスを与え,しかし失敗しても目をつぶるという寛容さが必要です。全国的に,青年団活動はやや衰退ぎみであると伺っていますが,岡山県における青年団の活動の現状と,その活動の評価について教育長にお伺いいたします。また,あわせて支援策についてもお伺いいたします。 さらに,全県下市町村のみならず,全国に広がっていく青年団のネットワークは潜在的に物すごい可能性を秘めています。また最近では,JICAなどを通じて国際的なネットワークも生まれつつあります。そこで,提案でありますが,来る平成17年岡山国体のボランティアとしてこの青年団のネットワークを使ってはいかがでしょうか,国体準備局長にお伺いいたします。 (知事) お祭りについてのお話でございます。具体的なさまざまな事例を取り上げられ,また非常に全国の有名なお祭りについても大変深く勉強されまして,その成果を今お話をいただいたわけでございます。大変参考になるお話でございました。お話がございました桃太郎にちなんだお祭りということでございますと,皆様御存じのとおり,岡山県におきましては,「岡山桃太郎まつり」とかあるいは「おかやまショッキングフェスタうらじゃおどり」というもの等が行われております。こういったことで人的あるいは経済的なさまざまな交流あるいは各地域における地域の活性化,こういったことを考えますと,祭りが果たす効用,効果というものは大変大きいと,私も議員の御指摘,同感に思います。 具体的に見ておりますと,お話がございました札幌市にあります「よさこいソーラン祭り」,これがどのようないきさつであのような形になったのか,私も若干パンフレットを見させていただきましたが,やはり大学生,若い学生さんがみずから発想して,若い方々がみずからそれを広げていって,自分たちの力でこの祭りを起こしたという経緯があるようでございまして,そういった面では学生さんの若さとか,その感性,こういったものが非常に熱意ある取り組みという形において実現をしてきたのではないか,今は観客動員数が193万人ということでございまして大変大きな祭りに成長しております。こういった祭りの経済的な波及効果というのは本当に大きなものがございまして,私といたしましても,本県におきまして多くの方々が集まって,そしてにぎわっていく,こういった全国ブランドに成長するようなそういう祭りの実現というものを,私も心から実現を願っているわけでございます。 実は中国知事会等におきましても祭りについて話が出たことがございまして,こういった大きな大規模イベントをお互いに,先ほどお話がございましたとおり日にちを少しずらせてつなげていくというような,関連を持たせるといったような工夫をしてはどうかと,このようなお話もございまして,また同時に,一緒になってそれを全国に情報発信をしようじゃないかと,このようなお話もございまして今協議を進めているわけでございます。いずれにいたしましても,こういった祭りというものを継続させていく,あるいは大きくこれを発展させていくというためにも,何と申しましても,民間の主体的な取り組み,そして県民総参加ということが何よりも不可欠であると,私はそのように思っております。とりわけ佐藤議員のように若い方々のすばらしい感性,こういったものが私は何よりも大切ではないかと思っておりまして,皆様方のそういう大きなうねり,盛り上がりというものを心から期待し,そのような立派な祭りがこれからも大きく成長していくように,私自身もこれから先頭に立って,歌って,踊っていきたいと,このように思っておりますので,どうかよろしく御支援のほどお願い申し上げたいと思います。 (国体準備局長) 国体での青年団の活用についてでございますが,平成17年の岡山国体は195万県民総参加の国体を目指しております。県民運動やボランティア活動としての県民の皆様方の幅広い参加は,国体の円滑な運営と大成功のためには不可欠のものと考えております。特に,地域でさまざまな活動をしておられます青年や女性の方々には,岡山国体開催時に大きな役割を担っていただく必要があると考えております。御提案の青年団ボランティアネットワークの積極的な参加につきましては,大いに期待をしているところであります。 | ||
Copyright (c) 2014 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp |