2005年11月8日(月)
【「輝いて!おかやま大会」閉会】

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 祝!!195万人の大スクラムでの「晴れの国おかやま国体」、
「輝いて!おかやま大会」の大成功!!
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 本日は朝一で、昨日の雨天で一部順延になった「輝いて!おかやま大会(全国障害者スポーツ大会)」グランドソフトボール会場に、お邪魔しました。全盲の主戦投手の方が知り合いで、しかとその勇姿を拝見させて頂きました。

 ピッチャーは、必ず全盲の選手が行い、キャッチャーの掛け声や手を叩く音を頼りに、ハンドボール大のボールを投球します。バッターはボールの転がる音で判断してバットで打ちますが、外野手守備では、全盲の選手が、誰にも触れられることなく転がってきたボールを捕球すると、アウトです。とても、普通に目隠しをしたら、できそうにありません。
 また、弱視と言っても、様々な見え方があるようで、盲学校の先生から少し話を伺いました。

 盲学校には、中年期以降に、糖尿病などで中途失明され、針灸などの資格をとられて頑張られる方もおられます。桂文楽の『心眼』ではないですが、我々には、かえって見えていないことも多いように思います。感動とともに、やはり、やらなくっちゃな!という勇気も湧いてきました。

 プレーの応援をしていた小・中学生は、きっと大きな力を貰ったはずです。おそらく様々な競技会場で、国体に優るとも劣らない感動が、生まれたことでしょう。


 昼には、政務調査会もありましたが、ウルフルズも来た閉会式には、一般の入場制限が掛かっていて、我々も出席を遠慮しました。なにか、祭りの終わりを見ていないので、総括するのも惜しい気がします。終わってしまうと、ほっとするような、さびしいような。
 間違いなく、岡山県の大切な素晴らしい歴史の大きな1ページが、刻まれました。

 関わり方や、関わる気持ちで、いかようにも見えるのが、お祭りですが、岡山を愛する素直な気持ちがあれば、多くの方々に、間違いなく大きな感動と勇気をくれた「晴れの国おかやま国体」「輝いて!おかやま大会」の全てに、心から感謝します。
 195万人の皆様、本当にお疲れ様でした!!

 さて、今後ですが、平成19年には、生涯学習フェスティバル、22年には、国民文化祭、さらには、緑化フェアという大型プロジェクトも予定されています。強化されたスポーツの競技力を維持し、普及しながらも、さらに、岡山県の文化の底上げを図っていかなくてはいけません。まだまだ愛する岡山の発展のために、やるべきことは幾らでもあります。

 さらに、新しい岡山の歴史を我々の手で刻んでいきましょう!!

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