2005年5月30日(月) | ||
【桃太郎アリーナ)の落成式典】 | ||
本日、県総合グラウンド体育館(桃太郎アリーナ)の落成式典が行われました。
国体のハード整備のしんがりに相応しく、木とコンクリートの調和が、実に、森の主会場に良くマッチしています。これだけの緑に囲まれた国体主会場は、おそらく今までに例が無いのではないでしょうか。 岡山県民が、堂々と全国に誇って良いものです。 昨日、NHKBS「おーい!ニッポン」で、岡山のために大活躍された郷土の英雄、森末慎二選手の駐車場として取り壊しになる旧体育館への惜別の情が溢れる挨拶も素晴らしく、いよいよ国体が迫る!!盛り上げていこう!!という気持ちが高ぶってきます。 一方で、岡山ドームとのバランスや、また、主会場前の横断歩道の幅が狭くないかしら?それに、県営プールが、外からこれだけ見えるのはどうなん?と、気になることもございました。 さて、本日の理事会で、ご縁を頂戴して、正式に、岡山市中仙道にある児童養護施設、社会福祉法人南野育成園の理事に就任させて頂きました。 保護者が無かったり、虐待されている定員一杯の児童が、暮らしていますが、昨今は、少子化にも関わらず、就学前の児童が急激に増えているということで、本当に心苦しく、なにか悔しいものがあります。 親子とは何なのか?何を持って親は親になるのか? 我が家も、母が夜間保育を経営していたため、中学・高校時代には、溢れるほどの子どもが走りまわっていましたが、真夜中に働く、その子達の親は、それぞれの事情を抱えながらも、もっともっと懸命に生きているように感じられました。 砂場で遊ぶ幼児を見て、誰を何を責めれば良いのか、この冷たい親子の循環をどこで断ち切れば良いのか、社会や行政に、どういう術があるのか、考え込まざるを得ませんでした。いわんや、県議会から、何ができるだろう・・・。 一方で、小規模児童養護施設化という国の施策の流れがあり、小規模多機能施設と同様に、疑似家族を構築するかするようです。やはり、社会構造がどう変わろうと、人間という生き物は、家庭や家族に回帰するしかないのだと思います。 「幸せってなんだっけ、なんだっけ、ポン酢醤油がある家さ〜。」 愛されないと愛せない、まずは、自分を愛せないと他人は愛せません。自分を愛する力を与えるのは、まずは、親です。どうあれ、親(のようなもの)が無くては、子は育たないのです。 ・・・子どもは、決して悪くありません。 | ||
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