2012年8月27日(月)
【岡山空港南側法面メガソーラーと内尾県有地】

 台風の影響が風の強い朝、藤田で街宣。
 明らかに夏の疲れが溜まっており、かなりきつかったです。

 その後、ある学区の元連合町内会長が亡くなられ、告別式開会前でしたが、お悔やみに。最初は、20年近く前ですから、お世話になった方とのこうした別れが増えていくかもなぁ、と思うと、辛いです。

 本日は、総務委員会。9月定例県議会に向けて、メガソーラー立地を決めた2事業者への補助金など6億5900万円の一般会計補正予算案を示しました。
 昨年度から設けたメガソーラー整備に対する補助制度(最大1億円)を初適用するわけですが、その補助額の内訳は、笠岡市・笠岡湾干拓地に建設するウエストホールディングスに、3500万円、浅口市・寄島干拓地の福山電業に、3996万円。

 一方で、県が公表している候補地の立地として3件目になる笠岡港寺間地区に、尾道市の設置事業者は決まったものの、これは、9月補正に、間に合っていません。

 なにより、地元説明すら全く行えておらず、事業者も決まっているはずも無く、内尾県有地は、今回の補正予算案については、当然全く含まれていません。
 その意味する事は、すなわち、石井知事にとって、最後の議会となる9月定例県議会では、内尾県有地については、いわばタイムアウト。任期切れで、ドローあるいは保留状態ということです。

 もはや、石井知事との間においては、内尾県有地の議論をする必要は無くなり、武士の情けとしても、敢えて「撤回」という言葉を用いずとも、事実上事業を止めた形になったと理解しております。


 一方で、一般会計補正予算とは別に、県企業局が、岡山空港構内南側法面(約4.6ha)に、メガソーラーを建設するための費用17億5千万円を2013年度までの債務負担行為として設定しようと提案します。
 42円の買い取り価格が適用されるうちに、水力発電所に加えて、メガソーラー事業に企業局が乗り出す事は、積極評価できますし、空港の本来用途を妨げず、土地や法面をメガソーラー設置で有効活用する全国初のアイデアは、歓迎すべきことです。

 なにより、県民の皆様からは、現に利用されている内尾県有地ではなく、空港の方にというのはしばしば伺うことですが、県有地に、企業局が繰り出すという、もともとこういう方向で、事業展開すれば良かったのに・・・・。


 本日は、自転車競技で、少年男子ケイリン全国大会5連勝の奥村諭志選手が、スポーツ賞を頂戴するということもあり、自転車競技連盟会長として、「第9回マルセンスポーツ・文化賞授賞式」に出席させて頂きました。

 昨年度の実績に対してということで、ロンドンオリンピックというより、ワールドカップの「なでしこジャパン」の福元美穂選手、宮間あや選手には、特別賞が。また、桃太郎少年合唱団にも、文化賞が贈られました。

 それに加えて、多くのスポーツ・文化活動にも、きめ細かくタイムリーに、助成金を交付していただき、マルセンスポーツ・文化振興財団の活動自体が、本当に心強く、ありがたい限りです。

 CHAGE and ASKA=『太陽と埃の中で』
  http://www.youtube.com/watch?v=r3vfAI8w1Xo

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