2010年9月7日(火) 【9月定例会 始まりました】

 朝から当局から妙な連絡。長年来の友人の話ではありますが、こりゃ頭が痛いな・・・。

 本日から9月定例会開幕。本日は、知事提案説明だけ。明日の休会日をはさんで、木、金で代表質問。来週火曜日から一般質問戦と続きます。

 6月定例会の初めての代表質問が、あまりにも自分で書いた満足感がなく、いかにも消化不良であったため、今議会は、久方ぶりの一般質問という感じです。
 3期になって、代表質問を行う頃から、中堅からベテランを目指して、一般質問はしなくなるものだという不文律があったようですが、おら、そこらへん、なーんも感じてねぇだ。
 私が質問をしなくなったら、何も残らん気がして、42回目の質問を希望しております。


 知事の提案を聞きながら、最低制限価格、官製不安定雇用、徴税の仕方、駐車場(総合グランドは物理的限界、アスリート養成のコーチ謝礼)、児童会館、はやぶさカプセル招致、ゆう、瀬戸内国際芸術祭になぜ触れぬ?免税店、総合特区、カジノ、国際標準、岡南飛行場、データセンタなどと走り書きをしているので、小問は、そういうことだと思います。


 午後には、財団法人岡山県体育協会の役員の方々と超党派の岡山県スポーツ振興議員連盟とのスポーツ振興意見交換会。
 国体で10位台上位は、人口300万の都道府県に追いつき追い越せの勢いが必要ですが、17年国体以降、体協の皆様の力で、高い競技力が維持されています。

 ただ、行財政構造改革大綱の動きから、国体の派遣費用など抑えられ、なによりも、今議会で私も問うつもりでいた今年度で終了する「夢アスリート事業」のような未来のトップアスリートを育てる支援を財政的に惜しんでいるため、今後が危ぶまれます。

 加えて、国体の際に採用した特定の競技について、専門的なスキルや指導力を持つ教師が、適材適所で上手く生かされていないのではないか?という指摘もありました。


 米百俵ではないですが、教育や文化、スポーツについて、当座のコスト削減の観点から論じては、未来の夢や希望を断ってしまうことになります。

 ある程度経済的な余裕がなければ、スポーツの才能を伸ばすことができない現実があるにしても、仮に、卓越した才能を持つ子どもがいても、例えば、カンスタのナイター使用料や指導者の謝礼を含めた駐車場代などすら、家族にとって大きな荷になれば、それだけで可能性を閉ざしてしまうことになります。

 少なくとも、現下の経済状況で、所得格差が、スポーツに限らず、子どもの可能性を奪う事が絶対にないようにせねばなりませんし、今日も指摘がありましたが、例えば、県や日の丸を担う選手には、それだけの誇りを持ってもらえる状況を作るのは、それを担わせる者の義務でもあります。


 夕刻から、雨が降り始めました。こんなに、雨が降るのにほっとするのも珍しいですが、台風の被害が出ては困ります。


スキマスイッチ=『雨待ち風』  http://www.youtube.com/watch?v=0vHyhZyBtsE

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