2008年7月29日(火)
【プロスポーツによる地域づくり】

 先ほどまで、「チーム岡山球団設立推進委員会」による「プロスポーツによる地域づくり」。

 講師の(株)アルビレックス新潟の中野幸雄氏代表取締役社長は、知事表敬訪問の前に、県議会にも立ち寄って下さいました。
 もったいなくも、小倉議員と私が対応させて頂いたのですが、やはり、新潟に対する誇りが全身に持ち溢れていました。
 素直に感心、感動する一方で、しかし、岡山市も政令指定都市になろうかというのに、ははぁ〜参りました、と言うには、私は、岡山を愛しすぎています。

 講演を拝聴しても、新潟にできて、岡山にできないことはない!と強く思ったわけですが、ここは、まさに我々自身が、試されているところです。
 自分探しの旅は、良くも悪くも、「我も人なり、彼も人なり」を発見する、まさに青い鳥を探す旅ですが、岡山の可能性は、岡山の中にしかありません。
 逆に言えば、岡山は、潜在能力を十分に発揮し切れていないのですから、可能性に満ち溢れていると言うべきなのだと思います。

 良いも悪いも、俺たち次第だ。

 一方で、さだまさしコンサートの際の近隣対策を県が行っていて、それを補う地域対策として、招待券を配って好評であったことから、4万のスタジアムを埋める努力としての地域への積極的働きかけが始まったといったくだりがありました。

 やむにやまねぬ状況から、苦肉の策として出たことが功を奏する、あるいは、失敗が成功に変わる瞬間・・・・実は、そこに多くの感動があって・・・要は、追いつめられた時こそ、皆で立ち上がることができるのだという・・・。そこに、思わぬ力が沸き上がり、感動があるのでしょう。
 ある意味で、危機感が一番の衝動になります。

 危機感がないならないだけ、岡山には、まだ感動が待っています。
  「泣いてからが強い子供の喧嘩」。

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