2005年2月14日(月) 【珍しい増額査定】

 当初予算の収支見通しで、223億円(累積で、1兆2122億円)の歳入不足が生じるという超財政難の岡山県では、しばしば、各部の予算案に、知事の査定が入り、削減が行われますが、珍しいことに、今回教育庁では、増額の査定が行われています。
 ほとんど記憶にない増額査定は、美作サッカー・ラグビー場の一面を人工芝に張り替えるという事業に、いっそのこと夜間照明をつけようということで、3000万円が知事の肝入りで、予算案が増額修正されます。我が文教委員会で、陳情を全会一致で採択しましたが、一般財源から、合計1億2000万円を持ち出すというのは、実に異例の事です。
 歳入不足額から見れば、割合は、たいしたことはないではないかと言えるようなことでもなく、それだけ、知事ご自身が、湯郷ベルの活躍を後押ししたいという思いもあるのだと思います。

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