2003年12月21日(日)【「総合」武道館について】

 私は、物心ついた頃から、と申しましょうか、小学校2年生から肥満児ですので、肌の上からも、自分のあばら骨とか、ましてや、腹筋というものを見たことがありません。あるんでしょうか?
 あるいは、筋肉ではなく、油圧式で動いているのかもしれません。

 昨日、商大の運動部の納会で、「バランスの取れた筋肉と美しい体で賞」を受賞した学生(もちろん男)の裸が、あまりに素晴らしいので、「2年後の納会では、どうあれ、私も裸になるぞ!!」と、思わず言ってしまいました。
 「2年後」と「どうあれ」というのが、既に、かなり情けないものがあります。

 死ぬまでに、一度で良いから、ケンシロウのように、腹筋を浮かせてみたいものです。


 そんな油圧式なのに、地域の活動以外に、スポーツ関係の会、例えば、自転車競技、空手、ウエイトリフティング、柔道、相撲、硬式野球(ヤングリーグ)、ソフトテニスや、走る会などに、お邪魔させて頂くことが多くあります。

 高校時代は、できない上にやる気もないということで、体育は、2でしたので、正直そういった会で、なにか申し上げるのが、本当に申し訳ないような気がしております。


 その中で、今年になって、弓道連盟の方とお話する機会が多くなっています。弓道とは、意外な取り合わせですが。

 先日の行政改革・国体等特別委員会の県外調査で、愛知県立武道館を選んだのも、実は、個人的には、県外の遠的、近的、12人立ちの道場を観たかったからです。

 いわゆる講座として、弓道は、老若男女問わず、静かなブームで、高校の部活等含めて、競技人口は、年々増加しています。

 しかし、道場ということになると、岡山市内で、最大は、浦安の総合体育館のそれで、アーチェリーとの供用。
 総合グラウンド内に、県営弓道場がありますが、6人立ちで、非常に狭く、とても大会が開ける施設ではありません。

 県内には、由緒正しき道場もありますが、いかんせん手狭であったり、玉野、倉敷、井原などには大きな道場があるのですが、交通の便に問題があったりと、岡山市内に、大規模道場を望む声が大きくなっています。


 もちろん、現実問題、この財政状況で、体育館を新築している中、県営弓道場については、17年国体以降まで、たちまち大きくいじることはできませんし、弓道単独での道場新築は難しいのではないか、と思います。
 おそらく、将来的には、現在の武道館の老朽化と相俟って、「総合」武道館といったものが、必要になってくるのではないでしょうか。
 要するに、各階フロアが、武道別道場に分かれているビルといったイメージです。最近は全国にこういった型のものが増えています。

 そのためにも、総合文化センターに関わって、各種文化団体が協議会を作っているように、武道団体の連絡協議会といったものの立ち上げも必要になってくるようにも思います。

 もっとも、流派といったものが、なにがしかの障壁になる事も考えられないでもありませんが、大概の団体が、議員と何らかの関係を持っており、意外に議員の動きが重要になってくるように感じます。

 とりあえず、まずは、17年国体ですが、将来的には、総合武道館建設については、議論が必要になって来ると思います。


 なお、弓道も、かなり体が締まるそうです。

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