2012年4月3日(火) 【暴風の中の石見】

 毎年のことでありますが、新年度がスタートした直後、今週は、新年度人事で、議員的には、あまり仕事にならない時期であるため、思い切って、春の嵐が来ようかという朝ではありましたが、石見、出雲に向かいました。

 十数年ぶりの「しまね海洋館アクアス』は、暴風雨の中。
 子ども達には、春休みでも、来客は、決して多くありませんでした。シロイルカの幸せのダブルで、バブルリングを見ましたが、市立玉野海洋博物館=渋川マリン水族館はあるものの、ロケーションからしても、岡山県に、瀬戸内海沿岸に、さらに巨大な水族館があっても不思議ではありません。

 もちろん、瀬戸内海に特徴的な魚ということになると、巨大な魚ではないですが、大阪、兵庫、広島や山口にはあるわけですから。

 そこから、浜田市の世界こども美術館へ。島根県立大学の隣というロケーションです。



 芸術家というと、ある意味、反体制的なパッションが根っこにあるほうが良いように思うのですが、その前提としても、美術ということになると、やはり、子どものころの感動体験というのが、必要なように思います。

 一方で、県立美術館で、若手芸術家の育成(チャンスの確保)ということも行うべきだと思いますが、子ども達に、どれだけ美術体験の機会を確保できるか、文化行政において、決定的な差が出てくるように思います。

 そこから、完全な暴風雨圏内をひた走り、江津の風力発電を見て、世界遺産・石見銀山世界遺産センター前へ。雹が、バシッバシッと落ちてきて、シャーベット状に。
 もはや、下山に不安を感じ、事実上避難状態で、見て歩きの余裕は無しでした。それでも、センターの職員方々の対応は、優しく素晴らしかったです、

 ふきのとう=『春雷』 http://www.youtube.com/watch?v=PG8a9HfJ8tY

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