2004年11月7日(日) 【現代美術とアート】

 矢掛の郷土美術館に高校の恩師のグループの彫刻展を訪ねました。この美術館、なんとも風情があり、また、町の姿勢も極めて協力的で、落ち着いた非常に良い雰囲気でした。
 一過性のイベントに馴染むような「アート」「ワークショップ」という言葉に潜む、「軽さ」の話になり、地に足のついた「現代」「美術」を見直すべきではないか、武蔵的なものは、むしろ「博物館」に、さらに、商業ベースでない県立美術館の企画展示のあり方はいかにあるべきか、「文化」に、いかに金をかけるかが街の品格である、・・・という、芸術家である恩師の情熱に酔う芸術の秋です。

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