2003年2月12日(水) 【文化行政の一元化】

 本日は、ある交差点での街頭演説からスタート。昨日の事務所開きの余韻が消えないうちに、畳み掛けながら進んでいきたいと思います。具体的には、1ヶ月以内に、もう一山作りたいと思います。このあたり、落書き調査隊の畳み掛けが、多いに参考になります。


 さて、文化芸術振興基本法がらみの平成13年12月定例会の質問が、1年かかって動きそうです。
 特に、文化行政の一元化という事で、具体的には、要するに、施策変更で組織改変を伴う物ですが、、後日お伝えしたく存じますが、当時のやり取りは、以下の通りでした。

 文化行政が、知事部局と教育委員会に分かれて推進されている事を私は、問題にしていました。


(佐藤)

・・・・・・さらに,ビジョンの中で文化振興の推進体制の充実を掲げられていますが、文化施策は,まさにさまざまな機会を活用した県民ニーズの把握が必要であり、NPOも深く絡んでくるという、まちづくりそのものの話であり、知事のもとにあるのが適切だと私は考えますが,いかがでしょうか。

(石井知事)

・・・・・・文化振興の推進体制であります。現在,文化振興に関する施策につきましては,知事部局においては主として地域文化を,また,教育委員会におきましては文化財と芸術文化を所管しておりまして,おのおの機能分担と連携を図りながら推進をいたしているところであります。

 この文化施策を知事部局が所管をしてはどうか、との御提言がございましたけれども,既に各種法律によりまして,例えば博物館,図書館,社会教育等々の関連の法律は,その業務につきましては教育委員会が所掌すると法律で明示されている分野も多々あるわけでございます。また,文化行政の,その地方教育行政の中における中立性といったような議論もあろうかと思っております。

 現在の私の考えといたしましては,例えば国民文化祭の開催等,県を挙げて対応する必要があるようなそういう大きな取り組みにつきましては,これは知事部局が中心となっていかなきゃいけないといったような方針で,文化行政を総合的に,そして効果的に推進をしていくということから体制の整備に努めてまいりたいということで,当面の体制を維持しながら,より私自身が文化行政を強力に先頭に立って推進をしていくということで,この文化行政のこれからの県政の方向づけを図ってまいりたいと考えております。御理解を賜ればと思います。

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