2000年11月23日(祝・木) 【アートする岡山】

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 本日は、新嘗祭、いや、私事ですが結婚1周年記念日です。翌日が、特別委員会というのも同じで、妻の実家で、こしんじ(なかなか名前が決まりません。)に構ってもらいながら、ここ2年で起きたことのあまりの多さに改めて驚き、多くの方に、ただただ感謝致しました。本当にありがとうございます。

 出馬表明は、12月5日。何も持たずに、ハンドマイクひとつで、駅前の街頭演説に立ってから2年。おそらく、まだまだいろんなことが、起こることでしょう。そうです、しみじみと振り返っている暇は、ありません。親子3人、頑張らなくっちゃ。
 改めてどうかご指導・ご鞭撻賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
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 幾つかのスポーツイベントの後、岡山呉服専門店会主催のきもの園遊会が開催される後楽園に出かけました。まさに、最高の後楽(行楽)日和でした。
 つい3週間前と比べて、曲水や、池など驚異的な透明度で、芝生も見事に刈られ、また先日ご紹介した現代アートに、お茶席が立ち、艶やかな着物姿の皆様が歩いておられる、まさに、築庭300年の後楽園の魅力全開といったところでした。

 一方、本日トヨタの企業メセナの一環として、アートを通じた街づくりの事例が発表される会にもお邪魔しました。実は、NPO法人として、音楽、芸術を通じた街づくりをするグループが、極めて積極的な活動を展開されています。
 おそらく、遠くない将来、少なからずの人材が、輩出される土壌が出来つつあると思います。


 個人的には、様々なジャンルで、30歳台で、素晴らしい才能を持った方が、どんどん台頭されているのを実感しています。私自身も、政治の世界で牽引したいという気持ちは、もちろんあります。
 21世紀は、既に始まっています。

 ただ、後楽園で、伝統と現在・未来が衝突したときにこそ、今までにないような文化が弾けたように、世代間競争が、必要です。
 もっとも、競争をしつつも、そこには、礼節、尊敬の念、謙譲の心が、お互いにどこまでも必要だとも思います。

 個性とは、基本の出来た人間が使う言葉で、街づくりにせよ何にせよ、伝統に裏打ちされないと本物とは言えんなぁ、個性は出んだろうな、と思います。
 異質なものが、衝突し、かつ連携することで、街全体がアートする、街全体をアートする、そんな未来の岡山を願います。

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