2013年10月23日(水) 【教科書採択について】

 本日は、水曜日恒例のモーニングセミナーからスタート。
 UBI梶@取締役会長 木村勝男氏の講話は、 『メシが食える力をつけなさい!』。『やってみなわからん!! やったこしかのこらん!!』と、元気の出るお話でした。

 その後、児島湾大橋袂で街宣。台風27号の接近が気になります。


 さて、全国学力テストの成績の公表を市町村、学校別に行うべきだとの知事の発言には、私は、賛同しかねますが、一方で、今日は、教科書採択のあり方についてやりとり。

 岡山県の子ども達の学力やいじめ、不登校、校内暴力にどの程度連関しているのか分からないのですが、岡山県は、全国でも稀有なほど、教科書を変えてこなかった県だという声があります。

 教科書採択については、事実上、県内7採択地区協議会や市町村教委が選択しているものと思われますが、実は、議事録も選定委員も公表されていないという現状があります。
 専門的な調査研究によって、公正かつ適切に採択されているものと思われますが、採択理由等については、求めに応じて開示されるにとどまり、保護者の参画や住民の意見聴取、情報公開等が、積極的に行われているとは言えません。

 9月定例県議会の教育長答弁では、来年度の小学校教科書採択に向け、選定委員や採択理由等の積極的な公表を一層働きかけるというものでした。


 個人的には、幾つもある教科書出版会社の中で、永年、特定の出版会社の教科書が使われていること自体には、理由もあるものと思われますが、選択理由が公表されなければ、むしろ、変化のない閉ざされた教育行政の象徴の結果と言われても、致し方ないのではないかと感じます。




 敢えて言えば、ことここまで教育の危機的状況に至った今、教科書が変わるとどうなるのかを含めて、考えられることは、全て行う必要があると思います。

 もちろん、これは、特定の科目を意識しているのではなく、全科目についての一般論です。


 馬場俊英=『ラーメンの歌』
  http://www.youtube.com/watch?v=GyikE3Q_jE4

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