2011年11月16日(水)
【都道府県議会議員研究交流大会と科学技術館】

 東京新宿の朝は、木枯らしが吹いています。
 昨日は、ボーイング787に初搭乗。窓を曇らせたりして遊べるし、国際線仕様なので、一人ひとりに、TVがあります。広さや気圧や湿度も、言われてみれば、確かにそうだなぁ、と感じます。
 『笑点』が、観られて、楽しゅうございました。私の好きな柳家さん喬の『時蕎麦』が、聞けたのも、かなり嬉しかったですが。

 さて、第11回都道府県議会議員研究交流大会。
 基調講演の講師は、加藤清隆・時事通信社解説委員長。時事放談ではないですが、これだけ自由に、のびのびと発言できると楽しいと思います。

 ただ、全国議長会の主催の研修会の内容としては、国政に偏っており、いかがなものでしょう。鳥取県の片山前知事のように、地方議会に対して、辛辣な内容を含むほうが、より勉強にはなります。国政については、我々の成すべきことは限られています。

 一方で、分科会は、第5分科会で、「議会の政策形成機能強化の取り組みと大学・研究者との連携」に参加しました。

 岡山県においては、包括協定ということでは、岡山商大さんと新庄村の例がありますが、議会と大学ということになると、極めて新しいテーマです。もちろん、産学官連携ということならば、TLOなどはありますが、大学コンソーシアムも、社会科学系、とりわけ地方行政ということになると、まだまだ双方からのアプローチが必要だと思います。

 なにより、イギリス議会政治史などは、どの大学でも、大きなテーマですが、生々しすぎるのか、語るに足らないからなのか、岡山県政治史のような地方政治史というのが、軽視されているように思います。その際は、「佐藤真治のこころ」なんて、裏史料かもしれません。

 少なくとも、大学には、知り合いの方は、おられますが、少なくとも、県内の大学の研究者や学生の方々から、議会について、直接の調査を受けたことはありませんし、こちらも頼んでいません。思えば、なんともったいないことでしょう。
 例えば、大学生の卒業論文等で、政令指定都市等について書くときは、遠慮なく、引用していただければと思います。http://satoshin.jp/kokoro/kokoro_e02.html

 大学時代の4年間は新宿区民だったのですが、どうも大都会には、慣れません。
  浜田省吾=『青春のヴィジョン』 http://www.youtube.com/watch?v=uqg57om6EXs

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 本日は、靖国神社に、お参りさせていただきました。陛下のご体調や、TPPの問題や、御英霊に、祈ったり誓ったりすることは、いっぱいあります。
 地図を見ると、災害時等、帰宅困難者は、皇居へ・・・。首都・東京に、大地震が来たら・・・・・。

 その後、北の丸公園内の科学技術館に。お台場に、過日、特別委員会が視察に行った「日本科学未来館」があるのですが、生涯学習センター未来科学棟(仮称)の従前のイメージは、私には、むしろ、こちらでした。
 低予算でリニューアルするには、雰囲気も近しいと思っていましたが、6億以上の予算ということになると・・・。

 なんとなく、懐かしい感じがする雰囲気ですが、産業界と連携して、展示がなされています。自転車も。
 私が、児童会館存続運動の中で、強調していたことは、決してハード面の整備ではありません。ハコモノが大切なのではありません。耐震構造ができていれば、プラネタリウムも、あのままで良かったのです。

 むしろ、ソフト面の連携がポイントで、岡山県の場合は、あくまで生涯学習センターの一部になるということであり、それゆえ、教育と科学、産業、あるいは、民と官、地域と大学とNPOと官との連携が重要なのです。そのためのお金に、何億円も、要りません。もっともっと人に使えるのに・・・。

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