2008年4月29日(火・祝・昭和の日) 【昭和の日】

 今朝は、午前5時の朝起き会から、東中山下児童公園内の日専連の森の清掃奉仕へ。やり場のない苛立ちもあり、勢いで素手で、草を抜いていたら、もう少しで、犬の糞に行くところでした。
 まさに、ウンをつかみ損ねた、と、落語でも、言わないです。

 どうも明日の租税特別措置法改正案の再議決で、いよいよ命運尽きるのではないか・・・正直に書いて、怖いです。誰もが、心底怒っているということが、地方議員も怒っているということが、国会議員の先生方は、本当に分かっておられないというわけではないのでしょうが・・・。よほど覚悟されてのことでしょう。確かに地方の財政は、予算の予定通りに近くはなるのでしょうが・・・。
 小麦も原油の値段も上がっている時に、最悪のタイミング・・・。

 ともかく、ガソリンを入れとこう・・・なんなんでしょうか・・・。



 今日は、昭和の日。以前は、天皇誕生日であり、いわば昭和節であり、なにか懐メロを楽しむ日ではありません。様々に「激動の昭和」に、思いを馳せたい日です。

 私は、平成元年の春に大学を卒業したので、まさに、前年の秋からの自粛ムードの中、東京におりました。派手な歌舞音曲も自粛され、寄席では、川柳川柳師匠でさえ、いつもより、トーンが低かったように思います。それでも、間違いなく、初席には行っている記憶があります。

 また、20年前の今日、最後の天皇誕生日に、皇居に一般参賀で、参っております。
 この日は、雨模様で、傘を差しておりましたが、まさに、天皇陛下のお出ましになられる直前に、雨が止み、薄日まで差したのです。私は、それを自然現象や偶然と捉えてはいけないように感じています。敢えて言えば、「あぁ、日本は、こういう事なんだな。」という感覚であり、どんな言葉も相応しくないように思います。
 ・・・大御心。上手く表現できませんが、なにか、年を取るにつれて感じるものがあります。

 伊勢神宮で感じる、確かに「なにごとのおわしますかは 知らねども」という感覚が、日本人にはあるように思うのです。


 現在の子ども達を憂い、高圧的に、声高に叫ぶこともさることながら、まずは、日本人がじわっとくる日本人らしさを大人の方が発せられていないのも事実。
 押しつけずとも、醸し出せば良いのです。

 「よもや、貴方のような日本人に、なれと言うのですか?何様のおつもりですか?」・・・理想の日本人に、まず大人がならないと、子どもは、大人を鏡に映しているだけです。
 嘆いても始まりません。


 昭和の日本人と平成の日本人、昭和の政治家と平成の政治家。子どもだけが、問題なのではありません。

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