2006年2月8日(水) 【今、教育現場は???】

 本日は、ESD(国連・持続可能な開発のための教育)の10年の国内実施計画の政府案発表に伴う、岡山での意見交換会がありましたが、諸行事で行けず、パブリックコメント募集中ということをお知らせさせて頂きます。
tp://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6797
 昼には、性教育に関する話し合いがあり、いわゆる「過激な性教育」もさることながら、特に、外部講師や、あるいは、学校・家庭での性教育の指針について、まずは、PTAレベルで、しっかりしたコンセンサスがとれているのだろうか?あるいは、とれるのだろうか?という議論も。また、男女混合名簿や男女に関係なく、「さん付け」で呼ぶのが如何なものかという声も。
 また、ある意味で、必ずしも、答を出すことを探求しない、ゆとりの時間としての「総合的な学習の時間」を体験した生徒達に、指導にあたる先生の負担には比例せず、我慢する力が欠けきているのではないか、という現場の声があります。
 不惑を過ぎたにもかかわらず、後半の人生の指針の基礎が、あまりに脆弱なことに気づいている昨今の私ですが、義務教育段階の基礎的な部分が大きく変容して、子ども達の将来に、いかほどの影響が出てくるのか、正直かなり不安です。
 是非現場の状況をお知らせ下さい。

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