2005年3月28日(月) 【自己推薦入試の余波】

 さて、独自のルートで、今回の岡山県立高校自己推薦による入学選抜にかかわる問題点の集約を頂き、予想以上に、現場が大混乱していたことが理解できました。
 受験チャンスは増えたけれども、それを生かせた生徒は、全体の3分の1から4分の1で、むしろ多くは、余計に不合格の辛さを味わう結果となっています。単に、学力の高い生徒に、より有利なだけではないか、という声や、ともかく、合否の基準が私立高校に比べて不明確ではないか、という意見、事務手続きが煩雑また不親切すぎるという現場の声もあります。
 合否が出るのは辛いことであり、だからこそ試験ではありますが、必要以上に生徒の気持ちを揺さぶる仕組みは、正さないといけないと思います。

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