2003年8月22日(金) 【変わる普通科高校】

 本日は、市役所や消防署を徘徊しておりましたが、一宮高校が、オープンスクールで、中学生で賑う中、「岡山一宮高校スーパーサイエンスハイスクール研究開発実践報告会」が開催され、少し覗かさせて頂きました。

 私たちの時代には、総合選抜で振り分けられ、闇雲に、少しでも偏差値の高い大学に進学することだけにしか、県立普通科高校の価値がないような風潮の中で、多くの青春が、もがき苦しんでいました。

 私が知る限りでは、必ずしも、良い思い出を高校時代に持っていない人は、非常に多いです。
 それでも、卒業後に愛校心が強まるということもあると思います。

 なんのために進学し、なんのために社会人になるのか、漠然とでも夢を持ち、進路を選択できるとすれば、今の中学生が、少し羨ましいところもあります。

 自分の母校に、自分の子供を行かせたい、そう思える学校を作ることを手助けするのは、卒業生の使命かもしれません。
 大人には、子ども達に、未来の可能性を示してやる責務があります。

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