2002年4月10日(水)
【スーパーサイエンス・ハイスクール岡山一宮】

 今年の春風邪は、腹に来るようですが、風邪も吹き飛ぶ朗報です。

 本日、午後2時のプレス発表になりますが、岡山県立岡山一宮高校が、文部科学省の「スーパーサイエンス・ハイスクール」に指定されます。
ttp://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/14/01/020114/06.htm#top

 度々、「スーパーサイエンス・ハイスクール」を取り上げて参りましたが、実は、念頭には、岡山一宮高校があったことを今となっては、白状しなくてはいけません。某S議員ではないですが・・・・。


 岡山県からは、2校(1校は、岡山市外)、全国77校の応募で、うち26校が指定されますが、堂々たる実績を持って岡山一宮高校が選ばれたことは、我々OBにとってはもちろん岡山県民にとっても、誇って良いことだと思います。

 ここまでに至るN先生をはじめとする関係ご各位のご努力に、改めて心から敬意を表します。やはり、全国レベルでも、素晴らしい取り組みであったのです。今回は、それが、認められたということになります。


 そもそも、昨年7月文部科学省は、「スーパーサイエンス・ハイスクール」を全国に20校指定し、理系離れを食い止め、世界に通用する研究者、技術者を要請する方針を固めました。

 3年間に、7億1912万円余を措置するもので、その内容は、学習指導要領によらない高等学校と中高一貫校で理科・数学に重点をおいたカリキュラムを編成実施し、大学の授業の受講や大学教員・研究者による授業などで論理的思考力、創造性や独創性を高めもので、その趣旨は、「将来有為な科学技術系人材の育成に資する」というものです。

 「期待される効果」として「優秀な研究者・技術者の養成、全国約50万人の理系進学生徒への波及効果、技術革新の実現、産業競争力の強化による我が国経済の活性化、雇用創出効果、新規産業の創出による経済活性化」をあげています。

 ちなみに、「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール」が、同様に全国で、20校指定(3年間)されます。


 日本高等学校教職員組合などからは、こういった文部科学省の取り組みに、批判的な声も上がっていますが、詳細は、5月以降。かなり、有利な研究費用が使える仕組みで、ここからが、「スーパーサイエンスハイスクール岡山一宮」の勝負です。


 下記は、岡山一宮高校のこととバレバレの記述です。

今から考えると、・・・○○高校って・・・、凄いことを書いてます。


 本日は、午前中に、岡山市立中央中学校の入学式。地元議員というと、市議がいないため、私になります。

 中央中学は、小学校統合の経緯もあり、障害をもつ生徒のクラスが多く、附属養護学校に並ぶほどで、全国的にも珍しいようです。そのため、今回、加配で、教頭が複数配置されました。
 これは、ひとつの流れであり、しっかりした制度的後押しが必要です。

 それにしても、先日の高校の入学式と比べたら、生徒のなんと幼いこと!
 しかし、私も、もう一度戻れるなら、迷わず中学時代に、帰りたいと思いますが、この思春期真っ只中の中学3年間が、人生を決める黄金期。毎日が、『スタンドバイミー』のような事件の日々です。

 こうして、入学式や卒業式に出席させて頂くことで、彼らの人生ドラマの舞台となる街、地域の支援の重要性を痛感します。
 笑い転げて、それ以上、思い切り悩んで、青春時代を過ごして欲しいものですが、それを暖かく見守ることができる、そんな地域コミュニティーでありたいものです。

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