2002年1月24日(木)
【スーパーサイエンスハイスクール】

 産学官の連携の大前提として、基礎学力の充実が必要なわけですが、むしろ教育現場では、いわゆる理科離れが、急速に進んでいると言われています。
 大学の底力は、そもそもそこに集まる学生の能力によるところも大きいのですから、理数系の高校生の底上げは、急務です。「学」は、大学には限らないのです。

 そんな中、この1月15日より、文部科学省の平成14年度「スーパーサイエンスハイスクール」に関する教育研究開発実施希望調査が、始まりました。
ttp://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/houdou/index.htm
 まずは、全国僅か20校の指定に、我が県からも、手を挙げる学校があります。未来の岡山のために、なんとしても、指定を受けて頂かないといけません。


 文部科学省では,科学技術・理科,数学教育(以下「理数系教育」という)の改善に資するため,平成14年度において,高等学校及び中高一貫教育校(以下「高等学校等」という)で理数系教育に関する研究開発を行う学校を「スーパーサイエンスハイスクール」として指定する予定です。

 そもそも、スーパーサイエンスハイスクールは,高等学校等を対象として,理数系教育を重点的に実施することにより理数系教育の改善に資することを目的とするものです。

 教育課程の基準による取組だけでなく,学校教育法施行規則第55条及び第65条の5第1項で準用する第26条の2,第57条の3(同規則第65条の5第2項で準用する場合を含む)に基づき,教育課程の基準によらない取組を実施することができるものです。


 徐々に理数系にシフトしている県内のある県立普通科高校は、非常にご熱心な先生のお働きがあって、岡山大学や岡山理科大学との相互連携を含めて、その理数科教育は、全国でも、極めて高い評価を受け、注目されています。

 文部科学省のように、青少年の科学技術・理科離れを食い止め、理科系のトップエリートを育成するため、というと、やや抵抗もありますが、自分にとってより良い人生の選択、その一つの方向性を示す取り組みが、なされているのです。

 まさに、この高校こそ、最初のスーパーサイエンスハイスクール指定校の一校に選ばれるのふさわしい学校であると確信します。


 勝負は、この1月。私も私の立場で、全力で、支援させて頂きます。
 頑張れ!!○○高校!!明日の岡山のために!!

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