2001年7月26日(木) 【ASPO】

 私は、トランクス派のため、本日は、サッカーのパンツからパンツを出してしまっていました。トホホ・・・。

 本日、平成13年上半期の少年非行概況の発表が、ありました。
 補導総数は、0.7%増の9972人。そのうち、刑法犯は、16.6%急増の1828人。特別法犯は、16.7%減の30人。不良行為は、2.3%減の8052人。

 刑法犯のうち、凶悪犯(強盗、放火、強姦)は、半減の9人。粗暴犯(暴行、傷害、恐喝、脅迫)は、18.4%増の244人。刑法犯の74.2%を占めるのが、窃盗犯で、窃盗犯のうち、いわゆる万引きが、57.8%を占めます。
 また、万引き、自転車・バイク盗、占有離脱物横領など初発型非行が、刑法犯少年の70.1%を占めます。
 さらに、刑法犯のうち、小学生5.5%、中学生42.8%、高校生32.0%ですが、無職者の42人増が気になります。

 特別法犯は、覚せい剤事犯、シンナー乱用等毒物及び劇物取締法違反、県青少年保護育成条例違反ですが、減少傾向にあるものの、覚せい剤事犯5人(中学生1人、有職、無職2人ずつ)のうち、女子が3人います。

 喫煙、深夜徘徊、怠学、不良交友、暴走行為などの不良行為は、高校生4429人、中学生1176人と、中高生で、全体の69.6%を占めています。


 さて、こういうつなげ方が適切かどうか分かりませんが、深夜のスケボーは、商店街や中心部に暮らす住民には、悩みの種となっています。とりわけ、城地下やアイプラザ前は、夜ともなれば、若い衆が集ってきます。

 彼らの全てが、不良行為をしているとは全く思いませんが、なんも、街中ですることはねぇがな、と思うのです。ガラガラやかましいし、シャッターに体当たりする者はいるし、時々器物破損も起きます。
 なにより、わざわざ夜に集まるのですから、見本になる規則正しい生活を連中が送っているかは、極めて怪しいと思われます。

 しかし、彼らは、彼らなりに、スポーツしているのですから、不健全とも言い切れません。そういったエネルギーのはけ口を作ってやるのも重要です。


 そこで、注目されるのが、岡山操車場跡地に建設されたアクションスポーツパーク岡山(ASPO)です。
 オープンニングは、8月8日(水)。12日(日)までの5日間、無料開放されます。
 ttp://www.xsj.co.jp/

 アクションスポーツは、欧米を中心に、人気の高いスポーツですが、日本国内初と言える本格的な施設が、岡山に登場するのです。アジア最大だそうです。

 少年非行対策というわけでは、もちろんないのですが、岡山の若い衆の有り余ったエネルギーをバクハツさせるには、おもしろい取り組みといえるかもしれません。なにより岡山から発進というのが、良いですね。


 しかし、すみません。私、わかっていません。文科系なもんで。

 夜、街中でのちょっと不良な集いとは、全く逆の健全なコンセプトです。スケボーは、ごく一部にすぎないのですね。いろいろあるんですねぇ。ほほぅ。
 私は、今パンフを見ていますが、おっさんの自分を痛感しています。さっぱりわからんがな。まぁ、実際にやる若い衆が喜べば、よろしいがな。

 なんか、インラインスケートやスケートボード、BMXというのが、アクションスポーツで、ハーフパイプやスキー・スノーボードジャンプ台や、クライミングウォールや、ホッケーリンクといった設備ができるそうです。
 良かった、おじさんになってて。こんなの、僕できないや。


 とりあえず、これは行かなきゃ仕方ない。経緯に関係なく、具体的に、あの操車場跡地が動いたわけですから、応援しなけりゃ始まりません。
 岡山県民の悪いところは、「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら、踊っちゃ、損、損」というところで、すぐに梯子を外す傾向があるところです。

 個人的には、前例がないことを、誰かが、勇気を持って踏み出すからには、ここはもう、議を言わず、能天気に応援すべきだと思います。でないと、頑張るもんは、やりきれません。
 バブルの時代でない時期の勇気ある一歩なのです。
 この際、皆さんで、乗ってしまいましょう。


 なにより「そんなに元気があるんなら、君らASPOに行きなさい」と、注意できれば、助かります。

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