2000年6月7日 【変わる県立高校】

 今日文教委員会正副委員長への主要事業説明の後半が、行われました。特に、遺伝子組み換え食品の給食への利用、学校体育館の一般貸し出しの基準、青少年情報センターの必要性、生涯学習センターの音楽設備の設置の必要性等々について、要望したり質問したりしました。
 とりわけ、岡山県高等学校教育研究協議会の答申、「21世紀に向けた高校教育改革」は、社会性・責任感・倫理観の希薄化、学力低下、中途退学者の増加、完全週5日制の対応等課題が目白押しの中で、改善の視点を模索しており、注目に値します。
 特に向こう10年で5000人生徒が減り、15年までに、1クラス40人単位で、60〜70学級(各学校1学級)減らしていく大計画で(我が母校岡山一宮は、定数減の魁になりました。)、その中で学校配置の適正化、中高一貫教育の推進、新学区制の定着、選抜方法の工夫、公私立高校の教育分担等の課題をクリアしないといけません。
 とりわけ「17才」が問題になっている今、高等学校教育が真剣に議論される絶好のチャンスと言えるかもしれません。

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