2013年3月21日(木) 【ひとつ屋根の下 】

 少し寒さが戻ってきた本日は、朝一で、大福で街宣。

 その後、教育問題について、非常に込み入った話。不確定な要素もありますが、やはり、25年度は、文教委員会に所属することが自分の使命だと思っております。

 少なくとも、組織的な対応のあり方そのものが問題であるにもかかわらず、何か事が起きた場合に、個人の属性として矮小化すると、トカゲの尻尾を切るどころか、かえって物事を有耶無耶にしてしまう懸念を強く持っています。


 その後、本日は、理事のひとりとして、児童養護施設・南野育成園の「女子ホーム」の竣工式に出席席させて頂きました。これは、男子ホームに続いてということですが、実は、県内の児童養護施設の全てが、こういった小規模の施設ができているわけではありません。

 私が、理事会で何をしているというわけではないので、おこがましいことは書けませんが、ひとえに、理事長の強いリーダーシップと、やはり、御津郡大野村立として、戦災孤児を守ってきたという歴史からも、地域のご理解とご協力があってのことだと思います

 そして、かような小規模化を進めるのも、社会的養護施設も、「家庭」的養育の時代の要請があるからです。
 具体的には、女性職員さん2名が、定員8名の少女達と住み込みで、家族のように暮らしますが、それにしても、職員の方々は、本当に激務だと思います。

 もちろん、高い理想と志がある方々ばかりですが、やはり、特に、結婚も育児経験も無い若い女性職員の方々が、ある意味、対応の難しさを抱える子ども達の母親代わりになる・・・本当に、職員の方々へのさらなる応援が必要です。

 この新しいホームから、子ども達の幸せが始まることを祈ってやみません。いつか自らが幸せな家庭を築くことができますように。もちろん、どうか若い女性職員の方々も・・・。

 ル・クプル=『ひだまりの詩』 http://www.youtube.com/watch?v=2iPu1PA4Uag

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