2012年3月24日(土) 【希望の学園】

 本日は、朝一で、岡山県看護議員連盟と石田まさひろ氏(第23回参議院議員候補内定者)との交流会がありました。http://ameblo.jp/masahiro-ishida-seisaku/

 実は、看護職の代表として、男性というのは、珍しいのですが、たかがい恵美子参議院議員と並んで、プロの声がきっちりと国政に反映されるのは、好ましいことだと思います。

 一方で、最近は、参議院無用論のような議論もありますが、地域代表に対して、職能代表として、長期に安定的かつ専門的な民意を反映する参議院の本来の役割には、むしろ積極的な意味を見出すべきであり、むしろ、良識の府といわれる参議院が、衆議院化していることの方が、問題なのだと思います。

 途中失礼をして、そこから、久方ぶりに、吉備高原へ。

  吉備高原のびのび小学校、吉備高原希望中学校は、まるで桃源郷の中にあります。


  あまり岡山県民の皆様に知られていないのですが、公立、私立通して、日本唯一の小中一貫の全寮制で、多くの不登校を経験した生徒や、学習障害等で既存の学校に適応しづらい子供たちが、文字通り、豊かな自然環境の中、伸び伸びと暮らしています。

 なによりも、先生方は、1日のすべての時間を教育に注いでおられます。そして、県内はもちろん、県外からも、この学園にたどりついた多くの親子がいます。http://www.kibou-gakuen.jp/

 本日は、卒業式。この学園で過ごした時間は、それぞれに全く異なるのですが、卒業生の一人ひとりが、感謝の言葉を言い、それぞれの保護者が、それに答えます。来賓まで含めて、会場の全員が、感動の涙を流す卒業式です。今日も、そうでした。

 おそらく、寄宿舎にいるお子さんと一緒に、保護者の方々も、離れた地で、一緒に通学していたに違いないのです。だからこそ、保護者にとっても、卒業式ということになります。

 こうしてまた、吉備高原で、確かな希望を胸に旅立つ親子がいます。希望への再生の場所が、愛する岡山にあることを誇りに思います。もっともっと応援できないか・・・。
 本来は、こういうところが政治の出番なのです。

 県外の生徒がかなり多いですから、県費から手厚い私学助成というのも難しく、保護者の負担もかなりのものになります。むしろ、国策も必要です。

 特に、一方で、特別支援教育の充実が図られる中で、生徒の減少は、存続自体の可否につながり、厳しい局面も出て来る可能性があります。

 それでも、卒様式に出れば、この学園の必要性に疑いの余地はありません。

 馬場俊英=『スタートライン?新しい風』 http://www.youtube.com/watch?v=kpsNmCiDy9Q

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