2009年1月26日(月)
【発達障害児(者)支援体制の強化】

 本日は、子ども応援特別委員会。来年度の重点事業について。

 特に、発達障害児(者)支援体制の強化が歌われ、『ライフステージに対応した一貫した支援体制の整備を図るとともに、身近な地域での支援が行われるよう、市町村の取組を促進する』という方向は首肯できるもので、問題は具体策。
 支援のノウハウを持つ教職員の養成、研修の現状など、幾つか問いました。

 将来的には、新生児、乳幼児の段階で、発達障害に関して、「生活支援シート」が作られ、誰にでも該当するマニュアルはできないにしても、個別具体的に配慮すべき点が、成長に応じた機関に、引き継がれ引き継がれ、支援がなされていく時代が来るのかもしれません。

 もちろん、プライバシーの問題が十分に配慮される必要がありますが、もちろん、これからではありますが、動き出した感があります。
 ともあれ、スクールサポーターのような形で、幼稚園・保育園も含めて、小・中・高等学校に、その対応が指導できる人材の派遣、あるいは、要請が必要だと思います。

 また、生徒指導推進協議会として、NPO(フリースクール)との連携の強化が歌われており、今のところ、財政的に公的な支援がないフリースクールについても、実態や役割分担が把握された上で、十分な連携を図っていく必要がある、と行政が具体的に認識し、動く時代になりました。

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