2006年10月7日(土)【政治とPTA】

 昨日の十五夜そのままの美しく輝く月を見ながら、午前5時からの朝起き会の後、思うところあって、朝から亡父の墓参り。秋の雲の下に、岡山市が広がっています。

 その後、幼稚園の運動会。PTA会長としては、張り付きで、来賓のお迎えや、笛を吹いたり、綱引きのロープの真ん中を踏んだり。我が子は、親子風船割りでは早々に敗退し、リレーごっこでは、靴が抜げ、ご機嫌はよろしくありませんでしたが、うらじゃなどは、けっこう決まっていました。
 競技の設営や、撤収を子ども達がしたりで、力を合わせて最後まで頑張りました。
 私が会長である以外は、普通の親子。願わくば、子供には、親の職業に関係なく、自由に伸びやかに、彼にとって一番良い形にしてやりたいもの。
 大人になって理解できるようになるまで、子供が議員の子供に生まれて良かったと思うわけなどないのだから。せめて、何も分からない今の子供の時代をお気楽に過ごして欲しいです。 しかし、越えていくのが、彼の宿命でもあります。あとは、己で天命を感じ、使命を果たし、運命を切り開けば良いのです。

 ところで、本来は、政治関係者がPTAに役員として関わるのは、子供のためには、イレギュラーではないか、フィールドが違うのではないか、という意識は、常に持っています。望んでなったわけではないのですが。だからこそ、自分のためにではなく、時間と思いを割いているつもりです。

 ある意味で、いまだに困ることが多くても、己の生き様で子供にプレッシャーを与えなかった亡父は、偉い人でした。



 その後、ママカリフォーラムで、日蓮宗を主体とした「いのりんぴっく」へ。午前中は、たいへんな人だったそう。きっと法華だらけ。速見けんたろうおにいさんを見ました。
 いつもたいへんにお世話になっている御前様や御上人が、ラーメンを食べられたり、かき氷を売られたり。平和そのもの。

 その後、「不登校、ひきこもりの園児・児童・生徒のことを考える」シンポジウム。水谷先生的には良い子がそうなるのですが、保護者の責務というのもあります。これは実に難しい問題。また、背景にあるかもしれない軽度発達障害の影も気になります。

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