2005年6月4日(土) 【無認可保育園について】

 午前中、京山公民館で会合の打合わせや子どもフリーマーケットの後は、明後日開会の6月定例会の資料集め。
 夜は、大学の同窓会で、えらく久しぶりに、「都の西北」を肩を組んで歌った気もするのですが、我が校の伝統として、先輩の話が、非常に「熱い」というのがあります。
 ある先輩と待機児童の解消の話になり、数字に表れない待機児童があるのではないかということに、はっとしました。
 行政的には、待機児童対策は成功したかのように言うが、本当に保育に欠ける子どもは、無認可保育や夜間保育に行っているのではないか。あるいは、生活保護を貰うことを潔しとせず、生活のために、敢えて深夜労働に選ぶ親がいた場合に、果たして、保育園や保護者に支援の手が差し伸べられるているのだろうか?
 私が知る限り、無認可保育や夜間保育は、確実にニーズがありますが、びた一文補助金は出ません。施設など一切、何も残りません。母の経営する無認可保育園がそうでした。
 児童養護施設の現状を思うにつけても、私にとっての政治の原点は、なんであったのか、ある意味、早稲田的な原点を先輩から思い出せて頂きました。

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