2004年4月7日(水) 【父親育て】

 あるいは、今日あたり入園式もあったのかと思いますが、3歳の我が子は、まだ家にいるわけです。

 それにしても、日々成長していく姿には、本当に驚きます。本人は一生懸命ですが、彼のわけがわからん話を聞くのが、今は最大の息抜きで楽しみかもしれません。
 最近は、「とっとこハム太郎」の話題が多いですが。


 金銭的な余裕があるわけでも、時間的な余裕があるわけでもありませんが、子供は、私と妻の両方の実家に預ける事ができるし、なによりも、できるだけ母子が伴にいる時間を確保し、愛情を注ぐということで、保育園にも、3歳児保育も、我が家は、行かせないという方針なのであります。

 ただ、選挙期間中には、10日間お泊りで預けられるというようなことがありましたし、仕事の都合で、週何度も、我々の親に預けられますが。

 いつか来る巣立ちのためには、我が家は、これで良い、無理してもこれで行こう、ということで、何が正しいのかは分かりません。
 各家庭に、都合や事情や方針というものがあります。


 ともあれ、もともとが岡大の山口先生の指導の下、幼児教育の勉強を妻がして、幸い、素晴らしい子育て仲間のお母さん方に恵まれたため、私も、時々感心しながら、我が子と母ちゃんの成長を見ておるわけです。
 本当に偉いもんだなぁ、と、心から思います。

 問題は、父ちゃんが、成長しないことかも。


 どうあれ、大切なのは、子育ては、親育てということで、一義的な責任は、まず明らかに親にあるということだと思います。
 とは言うものの教えるどころか、子供や妻から教わることの方が、はるかに多いわけですが。

 放っていても親は親になるわけではなく、親は親になる努力が必要なのだとつくづく思います。
 特に、父親学たるものを世の男性諸氏が、どれだけ熱く語ることができるでしょうか。
 私を含めて、子供じみた男性が多すぎる気がします。男性というのは、そもそもそういうものなのだとも、どこかで思いますが。

 母親学や人生論は聞くけれど、意外に聞かない父親学です。


 今朝の新聞には、子供にまつわる惨い話だらけ。
 親父は、何をしてたんだ?????

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