2001年2月27日(火) 【十三参り】

 自民党NPOセミナーは、3月31日(土)南ふれあいセンターに、変更です!

十三参りをご存知ですか?

 数えで13歳は、子どもから大人の仲間入りする節目になる年齢で、肉体的にも精神的にも大切な年です。そこで、虚空蔵菩薩にお参りをして、知恵と幸福を授かる十三参り(別名「智恵貰」「智恵詣」)という行事が、行われていました。現在も、数百年に渡り京都嵐山法輪寺や大阪で、近隣では津山と、各地で行われています。
 また、「本身祝い」といい、女子は初めて大人の着物を作ってもらい、肩上げをして十三参りする習慣が、続いています。

 昨年より、青少年の情操教育と健全育成、なにより新しいお祭りを通したまちづくりという観点から、徳吉町(1−2−33)の徳与寺で、この十三参りが、始まりました。
 ご存知の方は、極めて少ないと思いますが、徳与寺は、元岡山藩主宇喜多直家の正室お鮮様のお墓があり、淡嶋様もおまつりしています。位置的には、朝日高と東山バッティングセンターの中間(三勲小学校の東)です。

 私は、小学校の時、この寺のある丘を越えて、塾に通っていましたが、お墓はあるし、うら寂しくて、子供心に、なにか妙に恐かったという印象があります。 少しく忘れられていたその無住寺が、十三参りで、蘇ろうとしています。

 のぼりから作っていった昨年は、100人の御参拝がありました。「智恵もち」という菓子も登場し、風情のある祭りでした。まだかなり地味ですが、有志の奉賛会(岡崎彬会長)の手で新しいお祭りが生まれようとしています。
 市民の手で少しずつ大きく育てていきたい手作りの祭りです。

 「それを作れば彼らはやってくる」・・・・テンプル・オブ・ドリームス

 今年は、4月1日(日)午前10時から午後3時(随時)。新小学6年生の男女が対象になりますが、御関係に新小学6年生のお子様がいらっしゃいましたら、是非御参拝をお勧め下さい。ちょっと智恵が貰えます!!
 また、案内状ご希望の方は、是非ご一報くださいませ。

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